広南小学校読み聞かせ(74)

2月29日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

教室に入ると、半分くらい席が空いていて、
「今日はこれだけしかいません」と。。。
インフルエンザ。
1年生の欠席が先週多かったと聞いていたが、今度は2年生。

 
そんななか、今日読んだ本は、

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『どうぶつのあかちゃん うまれた』 (鈴木まもる)

 
昨夜、寝る前まで数冊の候補を頭に浮かべながら、どれにしようか迷っていたら、たまたまテレビのチャンネルを変えて目に飛び込んだのが、さだまさしさん。

歌のエピソードを次々と話す中で、歌を17文字で表現したいと、譬えとして紹介したのが、

蝉時雨 子は擔送車に 追ひつけず

これは俳人 石橋秀野の最後の句だそう。

「擔送車」とは、「担送車」、ストレッチャーのこと。
結核を患い、病院のストレッチャーで運ばれていく石橋秀野。
6歳の我が子はそれに追いつけない。 生きるか死ぬかのその状況に、母は我が子に心を寄せて最後の一句。。。

 
その話を聞いて、この本に決定。

 
ネコ、チーター、キリン、ゾウ、サイにカバ、いろんな動物の生まれる姿が描かれる。 ゾウは

あかちゃんだけど、おもさは 80キロもある。

 

「えーっ!」

 
最後に人間のお母さん。

どの あかちゃんも みんな、 おかあさんが うみだしてくれたのは おんなじだ。 いきるために うまれてくるのは おんなじだ。

 このメッセージ、伝わってくれたらいいな。

 
午後から2年生は学年閉鎖。。。

お大事に。

 
2016年2月29日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku