2月29日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は2年生。
教室に入ると、半分くらい席が空いていて、
「今日はこれだけしかいません」と。。。
インフルエンザ。
1年生の欠席が先週多かったと聞いていたが、今度は2年生。
そんななか、今日読んだ本は、
『どうぶつのあかちゃん うまれた』 (鈴木まもる)
昨夜、寝る前まで数冊の候補を頭に浮かべながら、どれにしようか迷っていたら、たまたまテレビのチャンネルを変えて目に飛び込んだのが、さだまさしさん。
歌のエピソードを次々と話す中で、歌を17文字で表現したいと、譬えとして紹介したのが、
蝉時雨 子は擔送車に 追ひつけず
これは俳人 石橋秀野の最後の句だそう。
「擔送車」とは、「担送車」、ストレッチャーのこと。
結核を患い、病院のストレッチャーで運ばれていく石橋秀野。
6歳の我が子はそれに追いつけない。 生きるか死ぬかのその状況に、母は我が子に心を寄せて最後の一句。。。
その話を聞いて、この本に決定。
ネコ、チーター、キリン、ゾウ、サイにカバ、いろんな動物の生まれる姿が描かれる。 ゾウは
あかちゃんだけど、おもさは 80キロもある。
「えーっ!」
最後に人間のお母さん。
どの あかちゃんも みんな、 おかあさんが うみだしてくれたのは おんなじだ。 いきるために うまれてくるのは おんなじだ。
このメッセージ、伝わってくれたらいいな。
午後から2年生は学年閉鎖。。。
お大事に。