ツバメ

3月26日(木)

朝は冷え込むけれど、日中はいいお天気。

サクラもチラホラ咲いてるのを見かけるほどに。

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昨日、ツバメがそろそろと書いたところ、今日月忌参りのお参り先、長浜東地区でツバメのつがいが仲よく飛び回っている姿を見かけた。

その後、小坪へ法事で向かい、法話をするなかでツバメのことに少し触れたら、そのお宅のツバメは1週間ほど前から姿を見せてますよと後で聞かせていただく。

 

そのお宅の法事を終えて玄関を出ると、そのツバメが玄関先で早速ごあいさつ。

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長旅を終えて、小坪には早々と。おかえりなさい。

 

このお宅には3つも巣があるのだとか。よっぽど居心地が良いのだろう。

寺の周りのツバメは今頃どのあたりだろう・・・。

 

道中、気をつけて。

 

2015年3月26日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 送別式

3月25日(水)

青空がひろがるけれど、冷え込んだ朝。

広南小学校の修了式のあと、お世話になった教頭先生をはじめ、5名の先生方の送別式。

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法務の都合で、途中までしか参加出来ず・・・。

 

ただ、送別式の間の子どもたちの後ろ姿を見ていて、すごく礼をしている姿とか、とっても揃ってきれいだなぁと感心。

 

このたび、長男の担任の先生も異動。

 

後から聞いた話では、教室でみんなからそれぞれ先生に花を手渡すサプライズの前に、先生から先にサプライズがあったそう。

一年間のクラスの写真をスライドショーとして用意していただいたようで、先生のメッセージとあわせてみんなで鑑賞。

その後は、先生もみんなも、涙・涙だったそう。

 

最後にみんなで涙を流せるって素敵だな。

そんな涙をともに流せる先生と出会えてよかったね。

その素敵な心をもったまま、最上級生としてみんなにその素敵な姿を見せて欲しいと、ただただ思うばかり。

 

お世話になった先生方、ありがとうございました。

 

広にはツバメの声。

長浜のツバメもそろそろかな。

2015年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(46)

3月23日(月)

暑さ寒さも彼岸まで。

今朝、平成26年度最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は5年生。

昨日、6年生は卒業式を終えて、隣の6年生教室は空っぽ。

最上級生となる5年生に、今日読んだ本は、

『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』。

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テレビ等で話題となったスピーチを子ども用に絵本にしたもの。

 

貧乏とは少ししか持っていないことではなく、

無限に欲があり、

いくらあっても満足しないことです。

 

 

4月から最上級生となる皆さんに、ウルグアイのムヒカ大統領のことば、どう伝わったかな。

 

長い文章だったけど、読み終わった後に、サプライズ・・・。

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児童の書いたお礼のことばの綴りをいただく。

 

この1年、こちらこそありがとう。

2015年3月23日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(45)

3月16日(月)

雨上がりのどんよりとした朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

 

担当は4年生。

どんよりとした日には、『ひかりうりのぴかこさん』(松山円香作)。

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幻想的な不思議な絵。

海の底で雑貨屋を営むぴかこさん。

ぴかこさんにはもう一つの仕事があった。それは・・・。

 

静かな静かな夜のお話。ほんわかとあかりが灯るよう。

 

みんな静かに聞き入って。

 

来週が今年度最後の読み聞かせ。

何を読もうかな。

2015年3月16日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

我聞会 3月例会

3月15日(日)

今日は、朝から広横路-安芸津-安登-広三芦-寺と、次々と移動しながら仏縁のお届けに。

ようやく3時に昼食。一段落してから夕方お通夜へ参り、今夜はここ専徳寺で我聞会。

 

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『蓮如上人御一代記聞書』輪読は(180)(181)。

前回に引き続き、お念仏はいずれもいずれも仏恩報謝という話。

ある人が蜂を殺してお念仏を称えた。それを蓮如上人が、どんな思いでお念仏を称えたかという問いに、「かわいそうだなぁと、それだけを思って・・・」と。

お念仏を称えるのは、どのようなことであっても仏恩報謝の思いで称えるのだと諭されたとの話。

 

いろんな味わい方ができる御文だな。

 

法話は私が担当。

最近よくしている「こころに寄り添う」ことを、仏のこころと人のこころの違いを通してお味わい。

 

その後、平成27年度、若婦人連続仏教研修会の担当が決まる。
今年度は3回目のグループディスカッションを担当することに。

先のこととは言え、何か考えておかなければ・・・。

 

何とか今日も一日おかげさまで。明日は朝から読み聞かせ。

声が出ればいいけれど。

2015年3月15日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

長浜日曜学校 修了式

3月14日(土)

よく晴れた土曜日。

ウグイスの声もようやくつぶ山から。

 

小学校の卒業式を前に、長浜日曜学校の修了式が住蓮寺にて。

4名の6年生がこのたび日曜学校を修了。

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ただいま、本堂お内陣の修復中につき、お内仏で。

元気でなかよしの6年生。これからも互いに敬い助けあい、いつまでもほとけの子で。

 

1月に募集した花まつりの絵。

今日、とっても素敵な4枚の絵を預かって帰る。

2015_r来月の花まつり・入校式までに、この絵をオリジナルチロルチョコに。

どんなふうにできるか楽しみ。

 
修了、おめでとう。

呉東組聞名講 3月例会

3月10日(火)

小雪がちらつく寒い一日。

午後から仁方の浄徳寺において、呉東組聞名講。

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3月はこの一年間に亡くなられた講員の方々の追悼法要。

組内各寺住職が聞名講のお揃いの色衣・五条を着けて、『阿弥陀経』のおつとめ。

 

川尻真光寺御住職の法話の後、御示談。

今日は御遺族の方もお参りに来られており、本堂がいっぱいに。

 

講長はじめ、役員が代わり、御示談がスムーズに進むようにと、始まる前にアンケートを採ってくださった。

法事はどうして行うと思われますか?

一、故人の供養のため

一、生きてる私が仏法に遇うため

一、決まってるから仕方ない

3択のうち、「故人の供養のため」と答えた方が15、「生きてる私が仏法に遇うため」が37、「決まってるから仕方ない」が0という結果。

今日のご法話、御示談を通して、1番目の答えから2番に変わったかな。

 

その後は、金封の水引と表書きの質問など。

 

最後に組の大先輩より、御示談は法義示談。

今日は仏事に関する質問ばかりだったけど、昔は安心、後生の一大事に関する御示談だったと。

 

以前は、喧嘩腰の御示談もあったと聞いている。

熱心な御同行が多く、「ありゃぁ、こういうことよ。○○先生がようゆうとった」とのご助言があったりもした。

でも、ここ最近は時代の流れもあり、おとなしく・・・。

 

仏事に関することでも、何でもいいから、そこから御安心の話に結びつくのがいいのだろうけど・・・。

 

何はともあれ、「声かけ同行」。

みんなで声かけあって、お聴聞していたら、御安心の話に花が咲くかも。

 

寒いなかをようこそのお参りでした。

2015年3月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(44)

3月9日(月)

雨。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は、1、2年生合同。

 

今日読んだ本は、『じごくのそうべえ』。

2年生教室へ向かい、「1年生の教室へ移動してください」と。

みんなが揃ったところで、カバンの中から本を取り出して見せたところ。

「はんたい!」と。

 

本を逆さまに取り出したよう・・・。

それも、今日の本のご愛敬・・・。

 

みんな、この本はよく知っているよう。

 

絵本の冒頭に、桂米朝さんの

〈じごくのそうべえ〉によせて

 上方落語〈地獄八景亡者戯〉―古来、東西で千に近い落語がありますが、これはそのスケールの大きさといい、奇想天外な発想といい、まずあまり類のない大型落語です。
 これを絵本に・・・・・・・という企画を聞いた時、これは楽しいものになると思いましたが、えんま大王、赤鬼青鬼、脱衣婆、亡者・・・・いずれも予想に違わぬおもしろさです。
 むかしは、地獄極楽のおはなしは老人が孫に説いてきかせたものでしたが、今日では、もはや断絶・・・・・・・という状態ですね。
 えんまが舌をぬいたり、三途の川や針の山の知識が消滅してしまったら、落語もやりにくくなります。この絵本がその穴埋めをしてくれたら・・・・と念願している次第です。

のことば。

 

嘘をついたら閻魔さまに舌を抜かれる、悪いことをしたら地獄に堕ちる。

知識の消滅だけでない。

小さい頃に聞いたこうした話が、少しでも残っていれば・・・と思うような事件を聞くこともなくなるのかな・・・。

 

今日の絵本は、先日読み聞かせにといただいた本の中の一冊。

好きな絵本は、何度でも良いみたい。

 

ただ、昨日は朝から夜まで、目一杯声を使っての月曜の朝。

関西弁での読み聞かせは、たまにでよいかな・・・。

 

2015年3月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 3月例会

3月8日(日)

青空の広がる日曜日。

広南中学校では卒業式。

 

今夜は仏教壮年会の例会。

平成26年度最後の例会ということで、呉東組実践運動の重点テーマ『浄土真宗における儀礼の意義』を、自分なりに総括して本日のテーマに。

「葬式」のあり方がいろいろと様変わりする中で、もう一度見なおしてみようと。

 

家族葬、直葬、0葬など、いろんな言葉が次々と聞かれる。

葬儀社によっては、「直葬」と記さず、「直送」と記してあるところもあったり。

事情があって、そうされる方もおられるので、すべてを否定することはしないが、今一度その意義を・・・。

 

「葬」という漢字は、「艸」+「死」+「艸」。
これは草木で厚く死者を包んで覆ったことに由来するのだと。

それでは、「死」は?

ということで調べてみると、「歹」+「匕」。

「歹」は骨の断片(残骨)、「匕」は人を表しているそう。

そこから、大きく分けて2つの見方が出てきた。

1つは、「人」が「骨」になる。これが漢字「死」の由来。

もう一つは、「匕」とは人が拝する姿。残骨を拝する姿が漢字「死」の由来。

 

仮に後者だとすると、大きな意味がそこにくみ取れる。

独り命を終えていくのではなく、その姿を看取ってくれる人が「死」という字にはあるんだなと。

 

もうすぐ3月11日。

これに関連して、絵本を読む。

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いもとようこ作 『かぜのでんわ』。

岩手県大槌町の風の電話ボックスという、実話をもとに作られた作品。

 

ねこさんが やってきました。

ねこさんは いのるように じゅわきを とりました。

「もしもし、かみさまですか?

 かみさま、おしえてください。

 ひとは なぜ しんでしまうのですか?

 なぜ うまれてきたのですか?

 

 いきるということ、

 しぬということは・・・・・

  どういうことですか?

 おしえてください・・・・・かみさま」

 

こんなシーンが登場する。

「かみさま」が教えてくれるかどうか分からないけれど、「ほとけさま」は教えてくれる。

 

3月11日。

亡くなられた方々を拝し、我が「いのち」をふりかえるご縁に。

2015年3月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

宝徳寺前坊守様御葬儀

3月4日(水)

呉東組内、阿賀の宝徳寺の前坊守様がお亡くなりになり、本日葬儀。

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昨日の通夜は、冷たい雨が降り、白い息を吐きながらの読経。

今日は雨も上がり、快晴。

でも、寒いお葬式。

 

最近は会館葬がほとんどで、開け放たれた本堂で白い息を吐きながら読経することが珍しくなったな・・・。

 

一昨年亡くなった前住職(父)と同い年の前坊守様。

お浄土へ往かれたとはいいながらも、やっぱり有縁の方との別れは何とも寂しい。

 

ちょっと前に、御住職から、本堂の仏華は前坊守様がされているという話を聞いた。

そんなことをお内陣を見ながら、ふと思い出す。

 

お育ていただいた本堂の阿弥陀さまの前で、こうして有縁の方と一緒に迎える最後のご縁。

最近の葬儀事情と併せて、つくづく有り難いご縁だなと。

 

合掌

 

2015年3月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku