4月27日(月)
青空がひろがるいい天気。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
来月行われる運動会を前に、今日読んだのは
『ぼくのジィちゃん』 (くすのき しげのり 作・吉田尚令 絵)
クラスで一番走るのが遅い2年生のヒロシくん。
お父さんは足が速く、運動会のPTA対抗リレーの選手。
いなかから出てきたジィちゃんは、何だかかっこ悪く、ヒロシくんが走るのが遅くて、徒競走が嫌いだと話すと、
「はやく はしるということは、みぎあしをまえに だしたら、つぎは ひだりあしを まえに だす。それを、だれよりもはやくする。ただ それだけじゃ」
とアドバイス・・・。
運動会当日、お父さんが仕事の都合でリレーに出れなくなり、その代わりにジィちゃんが。
誰もが、ビリだと思っていたのに、何とジィちゃん!
笑いもあるが、いろんなことを考えさせられる絵本。
かっこ悪いと思っていたジィちゃんのアドバイス。
同じ言葉なのに、ラストのカッコいいジィちゃんになると、全然違う言葉に聞こえてくる。
第一印象って大切なことではあるけれど、その第一印象でそのあと大切なことが入ってこないってこともあるよなぁ・・・と。
運動会。
「みぎあしをまえに だしたら、つぎは ひだりあしを まえに だす。それを、だれよりもはやくする。ただ それだけじゃ」 (ジィちゃんより)