2月2日(月)
ひんやりとしながらも、青空のひろがる朝。
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
今日の担当は5年生。
何にしようか迷ってしまい、2冊カバンに入れて、手の伸びた方を選ぶ。
今日の本は『赤いおおかみ』。
幼い頃に暖かい馬車から、凍りついた冷たい道へと転がり落ち、オオカミに拾われ、オオカミの中で育ち、誇り高いオオカミに育った「赤いおおかみ」。
その「赤いおおかみ」の荘厳な死までを描いた物語。
見方によっては大変な一生で、恵まれない一生だったかも。
でも、最後の言葉、
ぼくは ぼくの長い
すばらしい
そして豊かな一生を振り返って、
嬉しかった
の言葉に、いろんなことを感じることができる。
もうすぐ小学校最上級生。
最後、振り返った時、自分の過ごした時間をそんなふうに思えるといいな。