12月8日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は5年生。
久しぶりの高学年で、今日読んだのは、
『からすたろう』。
第二次世界大戦中、反戦活動による投獄。
そして、日本を去り、アメリカへ渡ったこの本の作者やしまたろうは、アメリカで日本人に向けて反戦ビラを作っていたそう。
そのやしまたろうの、何ともいえない画風の絵本。
学校ではみんなから無視され続けていた“ちび”。
6年生になって、担任のいそべ先生との出会いによって、この子の持っている才能が認められ、やがては“からすたろう”と呼ばれるように・・・。
しーんと静まりかえった教室で、この本を読む。
「よき先生」との出会い、「よきひと」との出会い。
本当に出会いって大切だなとしみじみ。