台風19号

10月13日(月)

今日は体育の日。

ただ、台風19号の影響で、全国でいろいろと不都合が。

今日は寺参りの法事だけだったので、濡れることもなかったが、ちょうど法事が始まった頃から風雨が次第に激しく。

そんななか、ようこそのお参りでした。

 

昨日は当初の予定では次男の幼稚園の運動会。

今年は年長で、いろいろと参加種目が多く、父親と一緒に出場する騎馬戦も予定されていたので、一日予定を空けていた。

ただ、台風接近により、急遽一日繰り上げて土曜日に開催。

早め早めの行動は正しいことに違いないが、こちらは日曜日に予定を入れなかった分、土曜日は10時、11時、12時、1時、4時と法事の予定が・・・。

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息子の姿を見ることは難しいかなと思ったけれど、タイムテーブルを見てみると、法事と法事の間で何とか騎馬戦には行けるかも。

ただ、着替えている時間はないので、白衣に俗袴姿で騎馬戦に。

 

幼稚園の先生からは、「その格好だったら、誰も取ろうなんてと思いませんよ!」と言われるし、終わった後、息子の同級生からは、「なんでそんなかっこう?」と聞かれたり、後で聞いた話では、「神さまの着物着てる人がいる!」なんて子もいたとか。

騎馬戦には持って来いの衣装だったとは思うけど、最初で最後の出来事かな。

 

取りもせず、取られもせず、終わったらさっさと次の法事へと。

それはそれは大変だったけど、これもいいご縁に。

 

明日の夜から報恩講法要。

お誘いあわせてお参りを。

2014年10月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 10月例会 報恩講

10月10日(金)

青空のもと、午後から阿賀法幢寺にて、呉東組聞名講例会。

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今日は報恩講ということで、呉東組法中、揃いの聞名講衣体を着用しておつとめ。

ご法話は広真光寺御住職。

そして、そのあと御示談に。

 

いつものように、最初はなかなか質問が出なかったが、お一人の手が上がった。

法話とかで先祖の総数を数字で聞いたりするのだけれど、その数を聞いても今ひとつピンと来ない。という質問が。

すぐに思い浮かんだのが、川崎洋氏の『ペンギンの子が生まれた』。

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ぺんぎんの子が生まれた

父さんと母さんと
それぞれのおじいさんとおばあさん
さらにはひいじいさんとひいばあさん と
ほんの二五代さかのぼっただけで
この子の両親を始めとする先祖の数の総計は
六七一〇万八千八百六十二羽になる
そのうちのどの一羽が欠けても
この子はこの世に
現れなかった

ペンギンの子が生まれた

 

この詩は、『ワンダフルライフ ~地球の詩~』という飛鳥童(絵)、川崎洋(詩)という絵本の中の一節より。

好きな詩なのだが、この膨大な数字はとてつもなく大きな数字だけに、おっしゃるとおり確かにピンと来ないかも・・・。

それは、ニュースで聞く何千人、何万人の方が亡くなったと示される死者の数よりも、○○さんという方がこんなふうに亡くなられたと聞かされる方がズシンと心に響いてくるのに似てるかも。

 

経典には「恒河沙(ガンジス河の砂)の数」とよく出て来るけれど、この具体的な数を示されると、「は~」とため息。

でも、この詩は、いのちは「ありがたい(有り難い)」もの、ということをよく示している。 

 

大事なことは、

何のために生まれて、何をして生きるのか (『アンパンマンのマーチ』より)

 

本願力にあひぬれば

 むなしくすぐるひとぞなき

 功徳の宝海みちみちて

 煩悩の濁水へだてなし

 

せっかく出遇えた今のご縁を大切に。

 

ようこそのお参りでした。

2014年10月10日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

おみがき

10月10日(金)

昨日で報恩講参り、前半の小坪1丁目と白岳地区は終了。

 

今朝は14日より始まる報恩講法要の準備、おみがき。

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燭台・花瓶・香炉・輪灯・菊灯・・・。

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金色の仏具は真鍮製。

磨き粉をつけてピカピカに。

黒っぽい仏具は宣徳。

こちらは乾いた布でピカピカに。

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おかげさまでピカピカ。

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黄金の御殿のやうだけど

これは ちひさな御門なの

いつも私がいい子なら

いつか通つてゆけるのよ

  (金子みすゞ 「お仏壇」より)

 

週末の台風が気になるが、連休明けの14日より報恩講法要。

 

それに先立ち、今日は昼から阿賀法幢寺にて、呉東組聞名講の報恩講。

お誘いあわせてお参りを。

2014年10月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

中央仏教学院卒業生来訪

10月9日(木)

今日は中央仏教学院の卒業生が、「芸轍をたずねる旅」と題して、石泉文庫の見学に。

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50名近くの方が、安芸のお寺を3ヶ寺訪れるそうで、専徳寺は2ヶ寺目。

讃仏偈のおつとめの後、石泉文庫の由来等30分ほどお話させていただく。

 

そのあと、石泉文庫、住蓮寺と案内してお見送り。

みなさん、薄暗い石泉文庫の2階に上がってぎっしりと詰まった書庫を見ると、「わー・・・」っとの声。

江戸時代よりずっと受け継がれていることが伝わったよう。

 

青空のもと、ようこそのお参りでした。

2014年10月9日 | カテゴリー : 見学 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 10月例会

10月8日(水)

今夜は仏教壮年会の例会で、報恩講。

お饅頭のお供えをし、そのあとお下がりとしてみなさんに。

 

ちょうど皆既月食にあたるため、今夜のテーマは“月”。

 

月といえば、お釈迦さまの前生の話としてジャータカに現れる月のうさぎ。

日本には、飛鳥時代に天寿国繍帳、平安時代に『今昔物語集』などに現れ、とても馴染みのある話。

 

そして、『涅槃経』に説かれるアジャセ王のためにお釈迦さまが月愛三昧に入られる話。

 

正信偈をおつとめした後、詳しく話していたら皆既月食が見られなくなるので、かいつまんで話をし、後は帰ってゆっくり読んでくださいと、プリントにして配る。

法然聖人の、

月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人のこころにぞすむ

 

毎日月を眺めてる人は少ない。

それでも、今日のように皆既月食だからと月を眺める人もいる。

「皆既月食だからって何?」と、無関心な人もいる。

 

阿弥陀さまの光が届いてるといっても、それに気づかない人、無関心な人、いろいろ。

今日くらいは、月を一人で見るもよし、二人で見るもよし、家族で見るもよし、それがご縁となればと、早々と例会を切り上げる。

 

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みんながいなくなった境内で、息子と一緒に月を観る。

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本堂の向拝から東の空を見ると、ちょうど親鸞聖人像の傘の上に赤い月。

それがだんだんと明るくなって・・・。

 

みんなにやさしい光が届いてる。

2014年10月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(30)

10月6日(月)

心配された台風は、朝にはおさまって。

 

今年は月曜日が慌ただしくなったため、小学校の読み聞かせは休ませていただくことにしていたが、人手が足らないからと声をかけられ、何とか朝の30分、万障繰り合わせて復帰することに。

今日の担当は6年生。

 

読んだ本は、オーストラリアの『ぶたばあちゃん』。

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『ぶたばあちゃん』と題名を紹介すると、クスっと笑いが起こったが、この本のテーマはいつも一緒に過ごしていた“ぶたばあちゃん”と“まごむすめ”の迎えた最期の時間。

重いテーマの中に、ぶたばあちゃんとまごむすめのあたたかい物語。

 

こうした最期を誰もが望むのかも知れないけれど、なかなかこんな別れは・・・・。

 

でも、ぶたばあちゃんが最後の「ごちそう」と散歩に出かけ、まごむすめと一緒にいつも見ている光景を、「ごらん!」「ごらん!」と、

こころゆくまで、ながめ、耳をかたむけ、においをかぎ、すべてを味わうことができたのです。

 

いつ最期を迎えても良いように、普段から目の前にあること、些細なことでもきれいだな、ありがたいなと感じられると良いだろうな。

 

6年生にはどんなふうに映ったか分からないけど、まごむすめのようなやさしい心で。

 

 

 

2014年10月6日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 後期研修会

10月3日(金)

今日はいろんな一日。

広南小学校で「広島県小学校体育研究大会呉大会」が。

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春から準備が進められてきた大会。

PTAがそのお手伝い。

8時から9時まで駐車場の案内板を持って1時間。

その後は予定があったので、何のお手伝いも出来ず、すべて終えて帰宅すると、何とお弁当が届いていた。

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この日のために特別に作られた広南小学校オリジナル「風の子 塩の香 元気弁当」!。

呉の特産物がふんだんに使われたお弁当。これに長浜名物のうどん豆腐が振る舞われたとか。

1時間だけしかお手伝い出来なかったのに、恐縮。

 

前日まで天気予報は雨だったので、お天気になって何より。

 

そして、夜は午後6時より善通寺にて呉東組仏教壮年会連盟の研修会。

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研修課題は「阿弥陀さまとの出遇い ~若いお坊さんの話を聞いてみませんか!~」。

この研修課題も3年目。

このたびの御講師は、広島別院職員 平 真沙美 先生。

 

平等心をうるときを
 一子地となづけたり
 一子地は仏性なり
 安養にいたりてさとるべし (浄土和讃)

名前に込められた親の願い、誕生日の意味、「親の心子知らず」・・・。

親心を通してのお話。

 

分かってはいても、なかなか・・・。

自分が親となって何となく。

それでも、・・・。

 

そんなことお構いなし。

親の願い、仏さまの願いはとっくに届いてる。

2014年10月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

10月1日(水)

今日から10月。

昨日から3日間、小坪地区の報恩講を中休みして、ただいま白岳地区の報恩講参りに。

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田んぼがあったりして、この稲の香りとコスモスがこの時期の光景。

 

今夜は宝徳寺にて呉東組法中会。

今月は組内行事もいろいろあり、その確認事項と、組長(そちょう)会報告。

 

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来年が戦後70年。

7月4日に新しい御門主を広島別院にお迎えして、非戦平和を願っての法要が営まれる予定。

それに先立つ1ヶ月、広島別院において開かれる

“あなたの平和を表現してください。

と、平和をテーマとしたイベント募集のチラシをいただく。

 

音楽・演劇・書・創作アート・写真・映像・ワークショップ・シンポジウム・フリーマーケットなどなど、募集した内容を選考して行われるらしい。

 

あなたの“平和”・・・。

カタチで表現すると、何だろう・・・。

 

明日は予報では雨。

ひどく濡れなければいいな。

2014年10月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku