6月18日(水)
今朝も雨。
朝席・昼席・夜席と、正信偈のお話を聞かせていただく。
朝席の中で、「経にあう」ということを、この辺りのご門徒さんは使われるとのお話が。
よく臨終勤行(枕経、枕返しともいう)に、ご自宅へとお参りさせていただいた時、近所の方が弔問に来られていて、「せっかくだから、お経さんにおうて(あって)帰ろう」と一緒におつとめに。
これまで、それを当たり前のように聞いていたが、これが当たり前ではなかった。
経を聞く、経を読むという表現はあっても、「経にあう」というのは、御開山聖人のお味わいの上から出てきていることば。
それを、この辺りでは普通に「お経さんにあう」と伝えられてきてたのだなぁと改めて。
夜席には雨もようやく上がり、明日の朝席で御満座。
ようこそのお参りでした。