1月10日(金)
今日一段と朝から寒い一日。
昨日に引き続き、朝席と昼席、小坪説教所の御正忌報恩講へ。
小坪説教所の法座は、喚鐘が鳴り、正信偈のおつとめがあり、そして法話。
ここでは、喚鐘を叩くのも、おつとめの導師も、講師の接待も、地域の方がずっと受け継いでされている。
今日も「重誓偈」の現代語訳をみなさんと一緒に読ませていただき、お取り次ぎ。
朝席が終わり、外に出てみると、雪が!!
帰って、雪の舞う境内を撮ろうとするのだが、撮ってみるとまったく雪の存在が・・・。
テレビで広島市内の中継を見ると、このあたりの雪はホントにかわいらしいもの。
御満座の昼席が終わって帰宅すると、注文しておいた荷物が届いてた。
ようこそ ようこそ
これは妙好人 因幡の源左同行を、人間国宝 染織工芸家の芹沢銈介氏が描いた作品。
源左同行の50回忌に、ご縁のあった願正寺からの依頼で、昭和55年に絵本が制作されたのだそう。
古本屋のサイトで見つけたが、安くても15万円!
ふ~っとため息をつきながら、探していたら、絵はがきと色紙大の復刻版があるのを発見。
早速注文させていただいたのだが、どちらも最後の1点。
今は生産中止となっているようで、できれば色紙大の12枚セットというのが欲しかったけど、どちらも最後の1点をいただけたのはありがたいお年玉。
法話のなかで、「かぎりない光」「かぎりないいのち」の話もさせていただいたのだが、かぎりあるものもありがたいな。
かぎりがあるからこそ有り難いのかも知れないが。
その妙好人つながりで他のことを調べていると、来年の大河ドラマとつながった。
来年の大河『花燃ゆ』の主人公は、吉田松陰の末妹で、久坂玄瑞の妻となる杉文。
そのお母さんは杉滝子。
このお母さんが御法義に篤く、妙好人だということは、以前教えていただいた。
ただ、文のお姉さんで、初代群馬県知事楫取素彦の妻となった楫取寿子も妙好人として、『新妙好人伝』に登場するのだと。
この姉 寿子が44歳で亡くなると、母の勧めで夫久坂玄瑞を亡くした文が、美和子と名を改め、義兄 楫取素彦と再婚するという話。
どんなふうに物語が展開するのかな?
この方の話は、山口教区の極楽寺さまのホームページに詳しいことが。
ようこそのお参りでした。