永代経法要 1日目

5月8日(水)

今夜から良いお天気の中、永代経法要。

このたびの御講師は、八本松の西福寺 根来 暁 師。

本願成就文の「その名号を聞きて」を、『御絵伝』に描かれる出家の場面よりお聞かせいただく。

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法座が終わり、当山専徳寺の御絵伝の写真を探してみる。

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どうしてご誕生からでなく、9歳の出家から物語が始まるのか?
また、描かれている人たちにどんな意味が込められているのか?

そして、何がよりどころとなるのか?

改めて絵を見ながら、ふと・・・。

 

ようこそのお参りでした。

明後日の朝席まで。
お誘いあわせてお参りを。

2013年5月8日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 5月例会

5月7日(火)

いつもは毎月8日が仏教壮年会の例会だが、明日夜席から永代経法要が始まるため、1日繰り上げての例会。

今日は浄土真宗の教えの一つ、「平生業成」について。

臨終に対して「平生(今)」。

 

「業成」の意味、「業事成弁」の説明をするのだが、今ひとつ伝わらなかったよう・・・。

臨終来迎、浄土教美術の上ではとても美しい姿が描かれている。
知恩院の国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図」(早来迎)や「山越阿弥陀図」など、学生時代に何度も拝見したが、美しかったのを思い出す。

ただ、浄土真宗では来迎も臨終も問わない。

今、浄土に往生する身と約束された者のこれからの生き方と、臨終の間際まで行き先の分からないでいる者との生き方。
人それぞれではあろうが、心持ちは違ってくるのではないだろうか。

その“今”を先送りしていたのでは、いつまで経っても未来の話。
広島で現在開催中の「菓子博」。
始まった当初、ニュースで「○時間待ち」というのを聞き、「もう少し落ち着いてから」と先送り。連休に入り、「連休明けにでも」と先送りしていたら、明日から法座。
結局、行くことも出来ずに、閉幕となりそう。

なかなかすべてをとはいかないが、「今」を大切にしたいもの。

 

明日の夜から「永代経法要」。
お誘いあわせてお参りを。

2013年5月7日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃

5月6日(月)

ゴールデンウィークもようやく最終日。

法事・法事・葬式・・と、毎日毎日よく続いた。

アベノミクス、アベノミクスと毎日のようにニュースで取りあげられるから、さぞかし景気も良く、皆さんゴールデンウィークはよそへとお出かけかと思ったが、一族そろって法事のご縁にあわれる方々が多く、大変有り難いことではあったが、さすがにこちらは疲れ気味。

法事では、GWの話から、「今でしょ!」というCMで流行っている話を交え、今このご縁にあうことの大切さについて。

 

今日も昼過ぎまで法事をつとめ、2時から仏教壮年会の境内清掃。

法務ばかりで家族サービスも出来ないため、子どもたちは妻と実家へ里帰り。
昨日帰ってきて、今日は清掃のお手伝い。

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2人ともこちらが頼んだわけではないが、1時間ほどしっかりと。

 

休みでお疲れのところ、会員の皆さま、ご苦労さまでした。

2013年5月6日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

4月30日(火)

ゴールデンウィークも前半の連休が終わった。

世のなかはゴールデンウィークでも、お寺にとっては“L”と”D”が抜けて“Goen Week” (ご縁週間)。

連休中は連日法事。
行楽日和にもかかわらず、遠近各地より一族が集って法事を営む。

目先の楽しみも良いけれど、こうして法事のご縁にあって、いのちのつながり、自分のいのちの有り難さに気づくことを大切にされているのはありがたい。

 

昨日は法事が終わって、つかの間の家族サービスで呉ポートピアへ。

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そして、今夜は阿賀の宝徳寺にて呉東組法中会。

今夜もいろいろと報告が。

そのなかで、

このたび、本山両堂等における脇壇・余間の呼称が変更されたことに伴い、これより宗門の寺院本堂等における脇壇・余間は、御本尊より見て左右と呼称することとなったので、この旨告知する。

という宗告が。

仏さまの眼。私の眼。
向かい合った時はどちらが中心かで左右があべこべに。

並んでしまえば、同じなんだけど。

ふと、そんなことを思う。

明日から5月。

2013年4月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 4月例会

4月26日(金)

今夜は広の善通寺にて我聞会の例会。

『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は、前回から繰り越しの(140)(141)と(142)(143)。

今夜私が担当したのは、(142)と(143)。

 

この条からはしばらく、蓮如上人が本願寺を再興されたことについて。

たまたま蓮如上人が本願寺を再興したのではなく、15歳の頃に志を持ち、御苦労されながら成し遂げ、そしてお亡くなりになられる前、この再興は冥加(みょうが/目に見えない仏のおはたらき)によるものだと御述懐されたとのこと。

御自讃ありと云々

ある一本には「御自讃」が「御自証」とあると、『蓮如上人御一代記聞書講話』(安国淡雲著)に。

最後をふり返って自らお褒めになったのか?、それとも、これに間違いないということでおっしゃられたのか?意見が分かれるところであった。

 

法話では、東海地方に伝わる涙汁というお葬式に振る舞われるお汁の話を聞かせていただく。

地方によっていろいろあるようだが、その後、それぞれに話を伺うと、いろいろとお寺によって違うことも多く、これだけ近い間でも、へ~っと初めて知ることも。

 

初めて知って、当然のことのようにしていたことをふり返る。

 

今日は満月。
ちょうど終わった頃に顔を出す。

2013年4月26日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 参観日・総会

4月25日(木)

午前中、長浜は珍しく霧の中。

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広南学園の東側から見ても、

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西側から見ても、すっぽりと隠れてる。

 

午後から霧がすっかり晴れた広南小学校で、今年度初めての参観日と学校総会・PTA総会。

 

『アメニティ環境の創造』

学校総会で出てきたことば。

「アメニティ」といえば、思いつくのは「アメニティグッズ」。
そんなことばが出てきても、本来の意味は何か?と問われると、・・・。

「アメニティ」とは、大まかにとらえると、心地よく過ごせる環境を指すらしい。

長浜・小坪の地域の中で、みんなが心地よく通える学校に。

2013年4月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

時計

4月24日(水)

今日は、とある葬儀会館にて葬式。

控え室で、ふと変わった置物に目がとまる。

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麒麟のような動物のこの置物、近づいて見ると「香時計」と書いてある。

 

お線香で時を計る。

法事はともかく、次々とまわる報恩講参りでは、お線香やロウソクで時間が分かる。
ただ、慣れてくるとそんな道具を使わなくても、お経の速度、からだの感覚で大体の時間は分かってくる。

 

「香時計」と調べてみると、正倉院にも香時計があるそうで、しかも文字盤は古代インド文字。

仏教とともに渡ってきたみたい。

 

仏教とともに渡ってきたものは数え切れないほどあるだろう。
たわいのないことであっても、こうして仏教とともに渡ってきたものを知ると、何だかこころがホッと。

これもご縁かな。

呉東組役員会

4月23日(火)

今日は午後4時から川尻真光寺にて、呉東組の役員会。

組長(そちょう)、副組長(ふくそちょう)2名、そして私を含む事務局員2名の計5名で、次回の法中会を前に、昨年度の決算報告と今年度予算について。

お通夜があったため、途中で退席させていただいたが、1時間ちょっとの間、慣れない数字とのにらめっこ。

 

ふぅっと、玄関を出たところ、

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黄色いシャクヤク?

とっても美しく咲いていたので、思わず足が止まる。

 

ご縁の会の報告も送付完了し、ホッと一息。

2013年4月23日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組ご縁の会 第4回

4月21日(日)

今日は午後4時から呉東組ご縁の会。

クレイトンベイホテルにて、今回で4回目。

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1時間前に行き、受付のセッティング。

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今回は、欠席等もあって、男性14名、女性15名で開催。

最初に会場に設置された御本尊を前にみんなでおつとめ。

組長あいさつに続いて、オリエンテーションがあった後、それぞれが5分ごとに席を移って、あらかじめ用意しておいた自己紹介票を交換しながら話をしていく。

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そして、フリータイムの後、最後に意中の方を紙に書いていただき、解散。

 

結果は後日発送をもって連絡。

集計の結果、4組のカップルが誕生。

そこから先はお2人次第。

良いご縁となりますように。

2013年4月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

世代交代

4月16日(火)

昨日からニュース等でこの件についての報道があったが、組長より正式にFAXで以下の通達があった旨、連絡があった。

このたび、ご門主さまには、平成25年4月15日、立教開宗記念法要後、本山御影堂において、平成26年6月5日をもって、門主をご退任になる旨、ご発表になった。

と。

ご門主さまには、昭和53年9月30日にお越しいただいている。


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そのときの植樹が集会所の前に。
 
いよいよ来年が25代へ世代交代の年。
一昨年の9月に参拝した七五〇回大遠忌法要。
風にのってスッと廊下の仮設席まで漂ってきた新門さまが焼香された時の香を思い出す。
 
清風宝樹を吹くときは
 いつつの音声いだしつつ
 宮商和して自然なり
 清浄薫を礼すべし   (浄土和讃)

新たな清風にのせて、お念仏が弘まりますよう。