6月13日(木)
朝6時からお晨朝(じんじょう・朝のおつとめ)がはじまるので、10分前に本願寺に向かうと、すでにみなさんお参りに。
阿弥陀堂で讃仏偈をおつとめし、御影堂に場所を移して正信偈。
本日は「本師源空」、法然聖人を讃えた御和讃。
たくさんの方で迎えるおつとめは何とも言えない。
そのあと、帰敬式(おかみそり)。
このたび、専徳寺から5名の方が帰敬式を受けて法名をいただいた。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
6月13日(木)
朝6時からお晨朝(じんじょう・朝のおつとめ)がはじまるので、10分前に本願寺に向かうと、すでにみなさんお参りに。
阿弥陀堂で讃仏偈をおつとめし、御影堂に場所を移して正信偈。
本日は「本師源空」、法然聖人を讃えた御和讃。
たくさんの方で迎えるおつとめは何とも言えない。
そのあと、帰敬式(おかみそり)。
このたび、専徳寺から5名の方が帰敬式を受けて法名をいただいた。
6月12日(水)
朝6時前に小坪から長浜、広と順番に参加者を乗せて、一路バスで京都へ。
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2年に一度の組の団体参拝。
このたびは本願寺の念仏奉仕団に参加。
今年は念仏奉仕団が始まって60周年という記念すべき年。
また、来年6月に本願寺の門主を退任されるご門主さまと、ご門主さまとしてお会いできる最後のご縁。
その奉仕団に呉東組90名、バス3台で上山。
そのうち専徳寺から12名。
台風3号の影響が心配されたが、青空が広がり、暑い一日に。
最初の訪問先、大谷本廟では到着時刻が遅れたため、専徳寺の納骨壇にご門徒のみなさんとお参りするのみ。
慌ただしく本願寺へ。
御影堂の畳と廊下を拭き掃除。
さすがに大勢の拭き掃除は迫力満点。
その後、龍谷ミュージアムで『平山郁夫 悠久のシルクロード』展を観てホテルへ。
朝早くから本当にご苦労さまでした。
明日も6時にお晨朝。
6月10日(月)
6月6日(木)、隣寺の住蓮寺前坊守様がお亡くなりになり、昨夜の通夜に引き続き、午前11時より葬式が住蓮寺本堂にて執り行われた。
呉東組組内法中、色衣に七条袈裟を着け、その導師を勤めさせていただく。
先月、住蓮寺で初参式が開かれた時、ニコニコといつものお元気そうなお顔を見せていただいたのに・・・。
昨日のお通夜の御住職の挨拶のなかで、死に顔の口元が「ありがとう、またね」と言ってるようだったと聞かせていただき、また会える世界のあるお念仏に出遇えてよかったと感じさせていただいた。
たまたま、昨日小学4年の長男が、
永訣の朝
けふのうちにとほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)・・・
と読んでいるのを聞きながら、何とも寂しいなぁと感じた。
浄土真宗を捨て、『法華経』信仰へと帰入した宮沢賢治。
Ora Orade Shidori egumo (おら 一人 往くよ)
と言い残し、亡くなっていった妹トシ。
別れの寂しさは誰にでも訪れるのであろうが、永遠の別れか、また会える別れか。
大きな違いがそこに。
恋しくば なもあみだぶつを 称ふべし
六字のなかに 君はほほえむ
「恋しくば 南無阿弥陀仏を称ふべし 我も六字のうちにこそ住め」は聞いたことがあるが、「六字のなかに 君はほほえむ」とは、どなたの・・・と思っていたら、御住職の挨拶のなかで、これは亡くなられた前坊守様がご主人である前住職様が亡くなった時に詠まれたのだと聞かせていただく。
今日は広島別院で安芸教区総講習会。
高史明氏を御講師に迎え、『大悲を生きる』と題した講義あったのだが、そちらへは結局参加できず。
6月10日(月)
今朝は広南小学校の読み聞かせ。
今年度初めて1年生を担当。
小坪の児童がほとんどで、行く早々質問ぜめ。
読んだ本は、
『じごくのラーメンや』(作 苅田澄子・絵 西村繁男)。
閻魔さま特製の辛い辛い地獄の血の池ラーメンを完食すれば、天国(浄土)へ行ける。
辛くて辛くて食べられないラーメンに、浄土へ往きたいと連日長蛇の列。
そんなおり、仏さまがラーメン屋へ。
完食したら何でも言うことを聞くと約束を取り付け、ラーメンを食べることに。
さすがに仏さまも辛くて食べられなかったのを、小さなお地蔵さんが「おいしい」と完食。
仏さまとの約束は・・・。
初めての本だったようで、みんなじっと見入って、面白かったと。
「地獄へ行ってみたいですか?」と終わった後に質問すると、さすがにみんな「いやです!」と。
「地獄はいや!」
今の素直な気持ちを大切に。
6月8日(土)
午前中、土曜日には珍しく法事が少なかったため、次男と境内でボール遊びをしていて、ふと空を見上げると、・・・
太陽のまわりに白い輪が見えた。
せっかくだから、親鸞聖人像でも。
これは、「暈」。
「かさ」と読むのだそう。
太陽のまわりに見られるのを「日暈(ひがさ/にちうん)」、月のまわりに見られるのを「月暈(つきがさ/げつうん)」と呼ぶのだと。
「ぼかす」とは、この「暈す」と書き、歌舞伎の隈取りの「隈」とも同じだそう。
何ごとも、「たまたま」から知るご縁をいただく。
今夜は仏教壮年会の6月例会。
先日訪れた岩手・宮城の話を中心に。
いま、私にできることから。
6月4日(火)
午前10時より、仁方の浄徳寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の総会。
総会で、前年度の事業報告・決算報告、今年度の事業計画・予算を審議。
その後、役員の皆さんによる朗読劇『どうぞのいす』。
これは、毎年12月に児童福祉施設『仁風園』を呉東組仏教婦人会連盟が訪問しているが、昨年役員のみなさんが子どもたちの前で披露した朗読劇の再演。
「どうぞ」は、相手を思う気持ちから。
昼食をはさんで、午後から法話。
御講師は、深川組明光寺若坊守 牛尾かおり師。
6歳の娘を小児癌で亡くし、それをきっかけに『いのちの授業』を始められた鈴木中人氏の話から、手を合わすことの大切さをお聞かせいただく。
また、お聴聞された方には、「ありがとう」の反対語という話が心に残っていたよう。
「ありがとう」の反対語・・・。
それは、「あたりまえ」。
あたりまえ~ あたりまえ~
あたりまえ体操右足を出して左足出すと 歩ける!
あたりまえ体操
幼稚園に通う次男も、幼稚園でこの『あたりまえ体操』を耳にするようで、時々口ずさんでるが、この「あたりまえ」と思っていたことが、実はそうではなかったと気づかされたとき、「ありがとう(有難う)」という気持ちが生まれる。
手を合わす姿を家庭の中から。
6月3日(月)
雨が上がり、さわやかな朝。
今日は広南小学校の読み聞かせ。
4年生を担当。
今日読んだ本は、花岡大学 作 『百羽のツル』。
作者の花岡大学は、奈良の浄土真宗本願寺派寺院の住職でもあった。
仏教を通して“こころ”を伝えた。
この本は、以前道徳の時間に読んだことがあるそうだが、その内容は、
百羽のツルの心の「つながり」の「あたたかさ」。(作者あとがきより)
長い旅をしてやってくるツルの話を読みながら、今せっせと子育てしているツバメも、遠くはオーストラリアから、道中いろんなことがあったのだろうなぁと・・・。
学校近くの電柱の上では、ハシボソガラスが子育て中。
みんな、みんな、それぞれのいのちを生きている。
6月1日(土)
今日から6月。衣替え。
4月19日、ニュースなどで“起き上がりムンク”なるものがあって、野沢民芸品制作企業組合のホームページで、ちょうどその日に販売されたことを知り、早速注文。
大小4色の“起き上がりムンク”。
どの色にしよう、どの大きさにしようと考えたが、せっかくだから全部買ってしまおうと・・・。
あれから1ヶ月が過ぎ、どうしたものかと思っていたら、何と手作りのため2ヶ月待ちだと。
その商品がようやく届いた。
福島県会津より。
ノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンク。
そのムンク生誕150周年を記念して、スカンジナビア政府観光局が、東日本大震災の被災地支援として野沢民芸品製作組合に制作を依頼したことから生まれたものだそう。
何度盗難に遭っても戻ってくる“叫び”を、何度倒しても起き上がる「起き上がり小法師」に見たてて。
「愛」と「死」、それがもたらす「不安」をテーマとした作品、ムンクの『叫び』。
この売り上げの一部が、東日本大震災ふくしまこども基金に寄付されるのだそう。
大きな足しにはならないかも知れないが、少しくらい足しになればと。
今夜は、広ステーションホテルにて、呉東組総代会の総会。
専徳寺から住職と総代長が出席。
途中、お通夜で抜けたりと、バタバタしてしまったが、いろいろと良いご縁をいただいた。
5月27日(月)
今日は薄曇り。
中国地方は例年よりも早く、梅雨入りだそう。
今朝は久しぶりに広南小学校の読み聞かせ。
今年度初めての参加は、3年生。
元気な3年生にはインパクトのある絵本がよいかなと思い、選んだ絵本は『ストライプ たいへん!しまもようになっちゃった』。
案の定、絵本を取り出した途端、4名の男の子が椅子を持って目の前にやって来た。
リマ豆が大好きな女の子、カミラ・クリーム。
クラスのみんなはリマ豆が嫌いなため、それを隠してみんなと同じでいたいと考えた。
すると、大変な“しまもよう病”に。
いろんな人がやってきては、看てくれるのだけれど治らない。
イチゴのようにかわいらしい、ふっくらとしたおばあさんがやってきて、リマ豆を食べさせて治してくれた。
「わたしにはわかっていましたよ。ほんとうのあなたが、この場所のどこかにいるってね」
自分らしく“ほんとうのあなた”であることの大切さを説いた絵本。
みんなちがって みんないい
を違った形で伝えた絵本かな。
読み終えて、「こんな風になってみたい人!」と尋ねると、一人だけ手を挙げる。
みんな、最初から最後まで食い入るように。
来週は4年生。