12月16日(月)
今日は今年最後の広南小学校読み聞かせ。
担当は4年生。
先週まで図工の時間に版画をしていたということで、ちょうど版画の絵本を見つけた。
『雪の写真家 ベントレー』。
雪の大好きな少年だったウィリー・ベントレー。
かあさんにもらった顕微鏡で雪を観察し、その結晶の美しさをみんなに見せてあげたい。
顕微鏡付きのカメラがあることを知ったウィリーは、そのことをかあさんに相談。
とうさんとかあさんは、貯めていたお金でウィリーに10頭の乳牛よりも高価な顕微鏡付きカメラを買ってあげた。
そのカメラで雪の降る日は来る日も来る日も雪の結晶を撮り続けたが、村の人たちはまったく感心を寄せなかった。
それでも、ウィリーはずっと撮り続け、次第に評価されるように。
ただただ、自分の大好きなものを世界中の人に見せてあげたいと思って。
そんなウィリー・ベントレーの物語。
昨年は初めての読み聞かせということもあり、この報恩講時期は喉に負担のかかることは辞めさせていただいたのだが、今年は声をかけていただいて、秋も引き続いてさせていただいた。
ベントレーのようにはいかないが、私も読み聞かせを通してお裾分け。
そして、法務ではいただいた宝物のお裾分け。
願以此功徳 平等施一切 同発菩提心 往生安楽国