雨のなかの報恩講参り

11月25日(月)

今朝、広南小学校の読み聞かせから帰ると、さっさと着替えて長浜東地区の報恩講参りに。

寺を出るときには土砂降り。

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境内のイチョウもご覧のとおり。

 

今日は12時と13時、2件のお葬式が出来たため、それまでに9件報恩講参り。

最後にお参りしたお宅へは、それまでにお参りさせていただいたお宅のみなさんが集まっており、みんなでそろって最後におつとめし、法話を。

 

以前は、地区地区で最後にみんなが集まっておつとめし、法話をした後、お斎をいただく風習があったが、いろいろ事情も変わって、なくなってしまった。

祖父の代は、毎日毎日報恩講で精進料理のお斎についていたから、だんだん栄養が偏って、目の前を星がチラチラするからと、夜は七輪で肉だけ焼いて食べていたとか。

そんな時代も、今は昔。

 

自分のお宅の報恩講を済ませ、そして世話をされるお宅へ集まって、みんなで報恩講。

大きな声でおつとめしてくださるので、こちらもつられて・・・。

さすがに、葬式では息も絶え絶え。

 

それでも、雨が降ろうと、喉が痛かろうと、こうしたご縁をいただくと心地よくお念仏。

 

帰ったら雨も上がり・・・

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2013年11月25日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ (18)

11月25日(月)

朝から雨。

11月最後の読み聞かせに。

今日の担当は4年生。

今日読んだのは、

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オーストリアのヘルガ=ガルラー作、『まっくろネリノ』。

1973年初版のこの絵本。何と、今年の5月で91刷!

ずいぶん、読み継がれてきている絵本。

でも、みんな初めての本だと。

 

お父さんとお母さん、そして4人の兄がいるネリノ。

いろんな色をした兄さんたちは、まっくろくろのネリノを仲間はずれに。

いつもひとりぼっちだったネリノ。
ところがある日、兄さんたちがいなくなってしまって、そのまっくろなからだが大活躍。

 

4年生には少しやさしすぎる絵本かも知れないけれど、4年生だからこそ、この物語に込められた願いを感じてくれたかな?

『みんなちがって みんないい』のこころ。

2013年11月25日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku