8月16日(金)
昨夜9時19分、父であり、前住職 大洲曠昭 が静かに息を引き取った。
先月誕生日を迎え、満84歳。
昨日はお盆参り、月忌参り、法事に葬式と、慌ただしい一日。
午前中、お参り先にメールが届く。
病院から血圧が下がってきたから来てくださいと連絡があり、母が向かった。
と。
一件終わるたび、携帯を見る。
死に目にあうことはできないかなと半ば覚悟をしながら。
ちょうど前夜のお通夜に参ったとき、喪主の方が、血圧が下がってきたから来てくださいと施設から連絡があり、それから3時間後に息を引き取ったのだと、挨拶のなかで言われていたので。
それでも、法務を終えるまで、その後の連絡がなかった。
還骨が終わり、病院に行くと、意識はないが呼吸をしている父の姿。
夜、長浜・津久茂自治会主催の戦没者追悼法要があったので、汗だくになりながら入江神社で住蓮寺御住職と一緒におつとめ。
帰宅して汗がひいた頃、再び病院へと。
夕方よりも、少し呼吸が浅く感じる。
喉の動きを見ていたら、その喉の動きが突然止まった。
首の血管がゆっくり脈打つのが見えるので、大丈夫なのかなと思っていたら、看護師の方が来られて、先生を呼びますから連絡される方がいれば連絡してくださいと。
電話をして、自宅で待機していた家族が病室に集まる。
そろったところで、静かに脈が止まり、そのまま・・・。
まるで、線香花火の小さな灯りがスーッと消えるように。
真宗は平生業成、臨終は問わずとはいいながら、最期をこうして迎えられたことには感謝。
その後、葬儀社に連絡をして父と帰宅。
今朝は総代さん方に集まっていただき、これからのことについていろいろとご相談。
そして、葬儀社との打ち合わせ。悔やみに来られた方への挨拶。
その間をぬって月忌参りに墓参り。そして、資料作り。
バタバタと今日も一日が終わる。
土日は予定も入っているので、少し葬式を延ばして、
通夜 8月18日(日) 18:00
葬式 8月19日(月) 11:00
そのため、18日の夜席から予定されていた法座も中止に。
いろいろあったけれど、バタバタしていて忘れてしまいそうなので、とりあえずここに今日の一日を残すことに。
ご縁のあった皆さんから、いろいろと私の知らないことを聞かせていただく。
いろいろとありがとうございました。称名