5月15日(水)
30度近くまで気温が上がり、汗ばむ一日。
今日は午後2時より特別養護老人ホーム『成寿園』を名田仏教婦人会の方々と一緒に訪問。
呉東組仏教婦人会連盟20単位が順番に隔月訪問して法話会。
一緒に正信偈をおつとめし、その後で法話。
そのなかで「ハチドリのひとしずく」の話を紹介させていただいた。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
『ハチドリのひとしずく』 辻 信一 監修 より
南米エクアドルに伝わる短い話。
仏教にもこれに似た話が、「鸚鵡の恩返し」として伝わるようだが、一人ひとりが「私にできることをする」ってことが大切なことかなと。
「ソッとつながる ホッがつたわる」
家庭の中で、寺の中で、地域の中で、私にできることから一つずつ。