5月7日(火)
いつもは毎月8日が仏教壮年会の例会だが、明日夜席から永代経法要が始まるため、1日繰り上げての例会。
今日は浄土真宗の教えの一つ、「平生業成」について。
臨終に対して「平生(今)」。
「業成」の意味、「業事成弁」の説明をするのだが、今ひとつ伝わらなかったよう・・・。
臨終来迎、浄土教美術の上ではとても美しい姿が描かれている。
知恩院の国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図」(早来迎)や「山越阿弥陀図」など、学生時代に何度も拝見したが、美しかったのを思い出す。
ただ、浄土真宗では来迎も臨終も問わない。
今、浄土に往生する身と約束された者のこれからの生き方と、臨終の間際まで行き先の分からないでいる者との生き方。
人それぞれではあろうが、心持ちは違ってくるのではないだろうか。
その“今”を先送りしていたのでは、いつまで経っても未来の話。
広島で現在開催中の「菓子博」。
始まった当初、ニュースで「○時間待ち」というのを聞き、「もう少し落ち着いてから」と先送り。連休に入り、「連休明けにでも」と先送りしていたら、明日から法座。
結局、行くことも出来ずに、閉幕となりそう。
なかなかすべてをとはいかないが、「今」を大切にしたいもの。
明日の夜から「永代経法要」。
お誘いあわせてお参りを。