4月13日(土)
朝5時33分頃、淡路島を震源とする震度6弱の地震。
呉市も震度3。
それでも、何も気づかず夢のなか・・・。
8時30分より住蓮寺にて、長浜日曜学校の入校式と花まつり。
今年は新1年生2名が入校。
甘茶とは、「甘露」。ヒンドゥー教の“アムリタ”に由来する。
アンコールワットにレリーフとして残る『乳海撹拌』が有名だ。
「アムリタ」とは、本来“不死”を意味するそうだが、死なないというよりも、“生きる”と味わう方がしっくりくるだろうか。
すべての「いのち」にありがとう
お釈迦さまの誕生により、私たちは「ありがとう」を学んだ。
大海の海底に目の見えない一匹の亀がいた。
その亀は100年に一度だけ、海面に顔を出すのだそうだ。あるとき、真ん中に穴の開いた一本の枯れ木が浮かび、漂っていた。
その大海に浮かぶ枯れ木の穴から、その目の見えない亀が顔を出す可能性が果たしてあるだろうか?と、お釈迦さまが弟子に尋ねた。
弟子は、絶対とはいえないが、それはあり得ないと答えた。
お釈迦さまは、おっしゃられた。
この亀が枯れ木の穴から顔を出すことよりも、この世に人間として生まれると言うことはもっと有り難いことなんですよ。
と。 (盲亀浮木のたとえ)
お釈迦さまの誕生を祝って甘露の雨が降った。
「生きる」雨だ。
生まれてきたとってもありがたい“いのち”を祝福して。
お釈迦さまの誕生も尊く、この世に生まれてきたものすべてが尊い。
生まれてきたことに「ありがとう」。
チロルチョコを食べて、その包み紙をマグネットに。
そのマグネットを見るたびに、「いのち」「ありがとう」をフッとこころに。