呉東組聞名講 1月例会

1月21日(月)

年が改まって初めての聞名講。

今日は小雨のぱらつくなか、午後1時30分より小坪説教所にて。

 

正信偈のおつとめに続いて、御消息の拝読。

聞名講百周年の折にいただいた、ご門主さまからの御消息を読ませていただく。

ひきつづいて、浄光寺住職の法話。

そして、御示談へと。

 

今日はお二方が事前に紙に質問を書いて出してくださった。

まずは、

「往相回向」と「還相回向」と二種の回向をご教示お願ひします。

という質問。

法中のなかから、どのようなことを聞きたいのかと尋ねられたが、恐らく全般にわたってかなと。

つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、二つには還相なり。往相の回向について真実の教行信証あり。

親鸞聖人が『教行信証』の教の巻の冒頭に示されている大切なみ教え。
それについて、いろいろと法中の方々からご教示をいただいた。

 

もう、お一方の質問は、時間の関係で次回の宿題とさせていただいた。

浄土真宗では、おなぐさめの言葉に、「往生されましたそうで・・・」のお声をかけますが、後に続く言葉が見つかりません。
ふさわしい言葉がありましたら、お教え頂きたいと思います。

ちょうど、次の例会が3月11日。
追悼法要も兼ね、この一年間に亡くなった講員の御遺族の方も来られるご縁。

そんなこともあるので、この質問を皆さんに聞いていただき、それぞれに声をかけたり、声をかけられたりしている経験から、どんな言葉がこころに響いたか、それを聞かせていただきたいと宿題に。

 

次回、3月11日はちょうど東日本大震災から丸2年。三回忌を迎えるご縁。

お念仏に出遇わせていただいたものとして、大切な意味をもつ質問かと。

 

例会終了後、3月に行われる総会に向けて、役員のみなさんと組長(そちょう)・担当部長の私が出席。

なかなか厳しい状況のなかで、これからいかに相続していくかが問題に。

ご尽力いただいている役員の方々のお力に感謝。

2013年1月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku