10月3日(水)
心地よい秋晴れ。
コスモス、彼岸花が咲き、キンモクセイの香りが漂う。
今日お参りした先では、92歳になる女性がベッドで寝たままご縁に。
口からこぼれるお念仏はしっかりと聞かせていただいた。
その女性が今日の最年長なら、最年少は2歳の女の子。
一度、9時半頃伺うと、「娘たちにもご縁に遇わせたいから」といわれ、他所をまわって再び10時過ぎに伺う。
すると、玄関を女の子がお母さんと一緒にお掃除中。
その子は一昨年報恩講でお参りしたとき、生まれて1ヶ月。
お参りに行くまでは大泣きしていたそうだが、お参り中はお母さんに抱かれてスヤスヤと正信偈が子守歌。
そんなことをふと思い出したが、その子が2年も経つと、経本をひろげ、三代そろって一緒にお参り。
親から子、子から孫へ。
稲穂も下がるが、こちらも頭が下がる。
実りあるご縁に感謝。