親鸞 わが心のアジャセ ~呉公演~

9月13日(木)

今日は創作劇『親鸞 わが心のアジャセ』の呉公演。

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午後3時開演ではあるが、午前8時45分に会場となる呉市文化ホールへ集合。

呉で開催ということで、組内の寺院はお手伝い。
9時から荷物の搬入作業、そして舞台の設営。

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昼からはエキストラとして出演するため、衣姿に着替えリハーサルに参加。

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エキストラとは言っても、ラストの場面で僧衣姿で舞台に上がり、役者の皆さんと一緒に念仏を称える僧侶役。

呉東組から総勢11名のエキストラが参加。

 

リハーサルが済むと、今度はスーツ姿に着替えて、観客の場内整理。

そして、舞台を観させていただき、ラストシーンに備えて再び衣姿に着替え、スタンバイ。

 

何とか出演し、無事幕を閉じる。

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この後、この舞台は鹿児島、大阪(枚方)とまわり、最後仙台公演。

その仙台では、東日本大震災により被災された方々を招待することを、最後に主演の川崎麻世さんにより告げられると、場内どよめき。

その声に応え、たくさんの方が会場を後にする際、募金に協力してくださった。

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その後、再び着替えて、後片付けの手伝い。

 

本当に長い長い一日であったが、カーテンコールに手を振って、幕が下りたとき、目の前にいた川崎麻世さんや音無美紀子さんから「お疲れさまでした」の言葉を聞いた時、「舞台」という非日常的な空間にご一緒させていただいたことに感謝。

 

ようこそのご来場でした。

2012年9月13日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

我聞会 9月例会

9月9日(日)

今夜は広駅前の浄円寺にて呉東組我聞会。

『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は、(129)(130)(131)の3条をみんなで読み、その内容について担当者が発表。

「灯台もと暗し」

(129)に出てくるこの言葉。
案外、岬に立つ灯台だと思われがちだが、蓮如上人の時代にすでに使われていた。
実はこれ、昔のロウソクなどを使った照明器具のこと。

言われてみると、なるほどと・・・。

 

次の2条は「つねに初めてのように聞くこと」という聴聞の心得について。

なかなかこれが難しい。
ただ、同じことを何度も聞いても、時には左から右へ・・・という話が、すっとこころに届いてくることも。

日々、いろんなことを経験し、その話がこころに入ってくるご縁がととのったとき、同じことでもすっとこころに。

 

そのあとの法話では、語りかけ育児の話から、阿弥陀さまの“はたらきかけ”について聞かせていただく。

 

帰るとすっかり秋の虫の声。
まだまだ日中は暑いが、確実に秋はそこまで。

2012年9月9日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

講演とビデオの夕べ

9月8日(土)

今夜は年に一度の仏教壮年会と仏教婦人会共催行事。

講演とビデオの夕べ

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講演は、浄円寺若院 桑原昭信師。

“親のよびごえ 子のよびごえ”
保育所のお迎えの一場面から聞かせていただく。

 

そして、ビデオは没後60年を迎えた金子みすゞさん。

お仏壇

お背戸でもいだ橙(だいだい)も、
町のみやげの花菓子も、
仏さまのをあげなけりゃ、
私たちにはとれないの。

だけど、やさしい仏さま、
じきにみんなに下さるの。
だから私はていねいに、
両手をかさねていただくの。

家にゃお庭はないけれど、
お仏壇にはいつだって、
きれいな花が咲いてるの。
それでうち中あかるいの。

そしてやさしい仏さま、
それも私にくださるの。
だけどこぼれた花びらを、
踏んだりしてはいけないの。

朝と晩とにおばあさま、
いつもお灯明(あかり)あげるのよ。
なかはすっかり黄金(きん)だから、
御殿のようにかがやくの。

朝と晩とに忘れずに、
私もお礼をあげるのよ。
そしてそのとき思うのよ、
いちんち忘れていたことを。

わすれていても、仏さま、
いつもみていてくださるの。
だから、私はそういうの、
「ありがと、ありがと、仏さま。」

黄金(きん)の御殿のようだけど、
これは、ちいさな御門(ごもん)なの。
いつも私がいい子なら、
いつか通ってゆけるのよ。

家の中心にお仏壇のある生活。
大切なことを伝えてくれ、そして育ててくれる。

それが過去形となりつつある時代。
過去形にしてしまわないよう、家庭の中で伝えていきましょう。

ようこそのお参りでした。

2012年9月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

長浜~小坪 通学路

9月7日(金)

小坪から長浜へと向かう道。

これまでとは違った光景に気づく。

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海岸沿いの工場の壁に

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通学路 やさしい運転 ありがとう

そして、もうひとつ

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思いやる 心ひとつで 事故はゼロ

これは、広南小学校学校だより9月号によると、中学生のボランティア活動で地元企業の工場の壁に描かれた交通安全メッセージ。

 

学校と地元が協力し合って、お互いが気持ちよく走れる道づくり。

道だけでなく、何でもそうでありたい。

2012年9月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

夏の疲れ

9月4日(火)

新学期も昨日から始まった。

先週、お通夜で読経しようと思ったら、声に違和感。
どんどんかすれたような声となり、翌日の葬式ではひどい声に。

どうやら、夏の疲れが声に来た。
そんなときは声を休めるよう心がけるしかない。

 
そんななか、夏休み最後の週、家族で沖縄に出かけた。

いろいろと事前に調べていて、ふと目に止まったのが美ら海水族館にほど近いもとぶ元気村

そこでイルカとふれあいながらイルカについて学ぶドルフィンスクールというのがあった。
0歳から体験可能とあったので、次男も一緒に体験することに。

 

午前中、美ら海水族館を訪れ、そこでイルカショーを見る。
子どもたちにはその光景が目に焼き付いている。

そんな状況で、午後からイルカのもとに。

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思ったよりも大きなイルカにびっくりしたようだが、インストラクターの指導を受けながら、いろんなことを楽しませてもらう。

 

ここはそうした遊びだけではなく、ドルフィンセラピー(ドルフィン・アシステッド・セラピー)を行っている。

十数年前にアニマルセラピー(アニマル・アシステッド・セラピー)やペット・ロスという問題に興味を持ち、そこに浄土真宗がどのように関わっていけるのかということを論文に書いたことがある。

その時に、このドルフィン・セラピーのことを知ったが、それが国内に。 

 

長男が近所の大型犬に襲われ、それ以来トラウマとなってしまっている。

ドルフィン・セラピーを受けるまではいかないが、こうした大きな動物とふれあうことで、少しそれが和らげばと、そんなことも思いながら。

何はともあれ、大変良い思い出となったようだ。

 

そして、昨夜は我聞会の納涼会。
OBを交え、お盆の慰労とこれからの報恩講に向けて・・・。

 

彼岸会が終われば、報恩講参り。
それに加えて10月は組内行事が目白押し。

 

今週末の8日には、仏教壮年会と仏教婦人会共催で「講演とビデオの夕べ」を開催。
お誘いあわせてお参りを。