9月9日(日)
今夜は広駅前の浄円寺にて呉東組我聞会。
『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は、(129)(130)(131)の3条をみんなで読み、その内容について担当者が発表。
「灯台もと暗し」
(129)に出てくるこの言葉。
案外、岬に立つ灯台だと思われがちだが、蓮如上人の時代にすでに使われていた。
実はこれ、昔のロウソクなどを使った照明器具のこと。
言われてみると、なるほどと・・・。
次の2条は「つねに初めてのように聞くこと」という聴聞の心得について。
なかなかこれが難しい。
ただ、同じことを何度も聞いても、時には左から右へ・・・という話が、すっとこころに届いてくることも。
日々、いろんなことを経験し、その話がこころに入ってくるご縁がととのったとき、同じことでもすっとこころに。
そのあとの法話では、語りかけ育児の話から、阿弥陀さまの“はたらきかけ”について聞かせていただく。
帰るとすっかり秋の虫の声。
まだまだ日中は暑いが、確実に秋はそこまで。