8月6日(月)
昭和20年8月6日午前8時15分、原子爆弾が広島に投下された。
あれから67年。
全国の被爆者の平均年齢が78歳を超えたそう。
午前8時15分、専徳寺の鐘を長男 碧流が撞く。
鐘を撞いた後、本堂にておつとめ。
毎年行われる8月6日の光景。
以前、私が撞いていた鐘を今は息子が撞いてくれている。
こうして何かが伝わっていけばと思う。
まだまだ戦争の怖さ、原爆のすさまじさを知るところまではいっていない。
そのうち、平和学習を通して、いろんなことを知っていくだろう。
ただ、知ることのないこころもある。
この日のことを何一つ語ることなく、そっとこころにしまったままお浄土へと往かれた方々のこころ。
伝えていくことも大切であるが、伝えることの出来ない方の思いもこころにとどめておきたい。
今夜から盂蘭盆会の法座。
御講師は、呉市本通の法眼寺 黒田順真 師。
原爆の日に始まった盂蘭盆会の法座。
暑いなか、ようこそのお参りでした。
法座は、8日の朝席まで。お誘いあわせてお参りを。