7月15日(日)
昨日とは打って変わって、青空のひろがる良いお天気に。
ツクツクボウシも鳴き出した。
やっぱり、昨日のセミは正しかった。
それにしても暑い一日。
今夜は呉東組若手僧侶の勉強会、『我聞会』の例会が当山専徳寺にて。
連休中ではあるが、世の中が休みの日には、寺は法事の予定が入っていたりするため、みんな自坊にいることが多い。
それで、こうした集まりは日曜日の夜が多い。
とは言え、暑いなか、5件の法事とお通夜を終えての例会は、少々厳しいものがある。
今日の『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は(127)(128)。
(127)では、仏法のためなら、苦労を苦労と思ってはならないという蓮如上人のことば。
それを聞くと、疲れたなどとは言ってられない。
厳しいながらも良いご縁をいただいたということ。かな?
そして、法話は私が担当。
これまでいろいろ集めてきた絵本を通して、「いのち」についてお話をさせていただいた。
種村エイ子さんの『死を学ぶ子どもたち』を通して知った、「性の授業 死の授業」をされている金森俊朗先生の『いのちの教科書』を読んでいるところ。
この書には、人生わずか十年ほどの子どもたちがからだから発し、自分や友を輝かせる生きた言葉が書かれています。
一つひとつの子どもたちの言葉、表現は、そのときそのとき、仲間や私、そして子どもたちにかかわった多くの人たちを、つなぎ、生かしてくれました。(あとがきより)
子どもの言葉にハッとさせられることも。
「生涯勉強」。
祖母が亡くなる前に遺してくれた最後の言葉を思い出す。