講師部屋の屋根、崩壊

7月9日(月)

昨夜、仏教壮年会の例会中、専徳寺の講師部屋の天上に穴が開いて、そこから雨水が漏れているのが見つかった。

例会が終わった後、例会に参加していた総代さん方にそれを見ていただく。

先月、庫裏の降り棟が崩れ、修復の目処は立ったが、今度は・・・。

 

今朝、広南小学校の読み聞かせが終わって寺に戻ると、仏教壮年会の副会長Sさんが屋根に上がって状況を見てくださった。

何と、木が倒れ、おとなが一人入れるほどの大きな穴が開いていると。

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それで、急遽総代さん方に連絡し、手伝っていただき、それを撤去することに。

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裏の木が倒れ、屋根に大きな穴。

応急処置として、倒れた木、壊れた瓦、屋根裏に散らばった瓦や木などを取り除いていく。

倒れた木は、2本。

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いつ、どういう形で倒れたのか分からないが、大きな木が瓦の上に落ちてきたものだ。

 

畳や絨毯、いろんなところに被害があったが、それでも、不幸中の幸いというか、誰も怪我がなくてよかったと一安心。

ひとまず、これで水曜日からの雨に備えることが出来る。
総代さんや、お手伝いいただいた方に感謝。

2012年7月9日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 読み聞かせ (7)

7月9日(月)

今日は広南小学校の読み聞かせ。

今日の担当は4年生。

今日読んだ本は、ドン・フリーマンの『野はらの音楽家 マヌエロ』

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誰もこの本は読んだことがないそう。

 

音楽が大好きなひとりぼっちのカマキリ“マヌエロ”。

コオロギやキリギリスのように羽をこすっても音が出ない。
ガマでフルートを作っても音が出ない。
花でトランペットを作っても、イチジクの小枝と蜘蛛の糸を使ってハープを作っても。

「やっぱり、ぼくには、むりなんだ・・・・・・・」

と、あきらめかけたとき、

「どんな気もちか、よくわかるわ。わたしも、音楽をかなでることが、できないから」

と、頭の上にぶらさがっていた小さなクモ“デビー・ウェブスター”。

ふたりは力を合わせてチェロを作った。

クルミの殻と先がくるっと丸まっている棒、そしてアオツグミの羽で作った弓。

そしてデビー・ウェブスターの糸でできた弦。

 

マヌエロは、なんとも美しい音色を奏でた。

その音楽に合わせて、相手にしてくれなかった虫たちが集まってきて、素晴らしい大合奏が。

 

読み終わった後、カマキリの鳴き声、クモの鳴き声って聞いたことがある?と尋ねたら、みんな首を横に振った。

一人でできなかったことが、友だちと一緒になら出来ることもある。
そんな話を聞いてもらった。

大津市でいじめを苦にしての自殺の問題がいろいろと聞こえてくる。
「いのち」、「こころ」。
いろいろと考えて、4年生には「ともだち」をテーマに選んでみた。

 

1学期最後の読み聞かせ。
当初1学期のみ参加ということでお願いしていたが、2学期からも行ける時は参加してみようかなと。

2012年7月9日 | カテゴリー : 絵本, 長浜 | 投稿者 : sentoku