6月25日(月)
雨も上がり、朝から広南小学校の読み聞かせ。
読み聞かせも今日で5回目。
今日は長男のいる3年生のクラス。
以前、読み聞かせをする前に、「よく知ってる話と、全然知らない話。どっちを聞く方が良い?」と聞くと、「知らない話。どんな登場人物が出てくるか。次はどんな話になるのか、ワクワクするから。」と。
そんな話も聞いていたので、長男の目の届かないところに絵本を数冊ストックしている。
今日は、そのなかの一冊。
『ほんとうのことをいってもいいの?』
少女リビーは、ママに嘘を言って怒られ、「これからは、ほんとうのことだけをいおう!」と誓った。
思ったままに本当のことを言ってると、友だちを傷つけ、みんな離れていった。
そのことをママに相談すると、
「ときどき、ほんとうのことを、いわなくてもいいときにいってしまうことがあるのよ。いいかたがわるかったり、いじわるでいってしまったりね。そうしたら人をきずつけてしまうの。でも、おもいやりをもってほんとうのことをいうのは、ただしいことなのよ。」
ことばは、相手に応じ、相手のこころに届くように伝えないと、時には傷つけてしまうことも。
お釈迦さまの説き方は、「対機説法」「応病与薬」。
相手に応じて、法を説かれた。
【人】(自分)と【人】(相手)との間をつなぐのは、思いやりのこころ。
そのこころがつながったとき、はじめて【人】は【人間】となれる。
思いやるこころを大切に。