6月29日(金)
一昨日は、安登の浄念寺で呉東組仏教婦人会連盟の総会。
その夜、呉東組の法中会が広の教法寺。
そして、今日は専徳寺仏教婦人会の総会。
いろいろ続いた6月の諸行事もこれで一段落。
今日は法話のなかで、絵本を一冊紹介。
『だいじょうぶ だいじょうぶ』
少し版が小さいため、絵は見せず、本文だけを読ませていただいた。
おじいちゃんは、ぼくの てを にぎり、
おまじないのように つぶやくのでした。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」
ほとけさまの世界も「だいじょうぶ」の世界。
親鸞聖人の書かれた『教行信証(顕浄土真実教行証文類)』の真仏土巻に、『涅槃経』を引用されて、如来の異名(別名)を挙げるなか、
また大丈夫と名づく
と出てくる。
「だいじょうぶ」の世界は、理想的な世界ではあるが、私たちの住んでいる世界は「だいじょうぶ」でないことの方が多い。
原発の問題にしても、「だいじょうぶ」が大丈夫でなくなった。
それでも、お互いが「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけあえる世界にしたいものだ。
婦人会・女性会のみなさまには、いろいろとお世話になります。