3月19日(月)
明日20日が春彼岸の中日。
卒業式シーズンで、礼服姿の方がそこかしこに。
小学校・中学校の卒業式も終わり、今週末にはいよいよ長浜小学校の閉校式。
そして、呉市営バスも今月いっぱいで廃止。
呉市交通事業廃止記念「ありがとう市営バス」記念切手が、ご当地フレーム切手として販売されていたので、郵便局のネットショップにて購入。
その切手の上にあるのが、以前呉市交通局から販売された「呉市営バスオリジナルバスセット」。
バスが大好きな次男には申し訳ないが、これだけは見つからないように。
そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう―『時代』 ― 中島みゆき作曲・作詞
大学院時代、中島みゆき大ファンの先輩に誘われて、何度か夜会にも誘っていただいた。
そんなことから、ふとこの歌が頭をよぎる。
なくなってしまう寂しさは、どんなことにもつきまとうが、なくなってしまうからこそ、そこに「ありがとう」の思いが生まれる。
「彼岸」とは、今の私たちのいのち(此岸)の対岸。
いのちを終えた後の浄土。
亡くなってしまういのちの行く末に思いを寄せるからこそ、今のいのちに「ありがとう」の思いを持つ。
お墓参りをしたり、ご先祖さまを偲ぶことも大切なご縁ではあるが、その方々のご縁を通して今生かされている私のいのちに「ありがとう」。
お彼岸は、此岸の私のいのちのご縁。
専徳寺の春彼岸の法座は来週。