呉東組聞名講 3月例会

3月12日(月)

午後1時30分より、広の真光寺にて呉東組聞名講。

今日はこの1年間に亡くなられた講員の遺族を招いて追悼法要。
このたびは昨日ちょうど1年を迎えた東日本大震災で亡くなられた方の追悼法要も合わせて行う。

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雪もちらつくなか、たくさんの方がお参りになられた。

聞名講の揃いの色衣と五条袈裟を着けた組内法中10名が『阿弥陀経』を読経。

引き続いて会所の真光寺住職が御消息を拝読し、浄念寺住職が法話。

 

そのあと、御示談。
「御示談(ごじだん)」とは、ご法義や仏事に関する質問を御同行よりいただいて、まずは御同行のなかでそれぞれの味わい(思い)を述べていただき、最後に法中方にまとめていただく。

一般的に「示談」といえば争いごとを裁判にかけず、話し合いで済ませることをいったりするが、「御示談」とは自らの信心を確かめる場。

 

今日の御示談では、二河白道、善知識について質問が出た。

「二河白道」を知らないという方が多かったが、真光寺には二河白道の大きな絵が掛かっており、その絵を通して二河白道の味わい方をいただく。

そして、善知識。
浄土真宗の「善知識」とは、念仏の教えを勧め導く人のことで、歴代の宗主を指していうこともある。この善知識にもいろんな味わいがある。

寒いなか、たくさんの方がご縁にあった。
亡くなられた講員の御遺族の方は、その方に導かれてのご縁である。
このご縁を大切に。

2012年3月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku