3月11日(日)
午後2時46分、東日本を襲った地震。
その後の津波でたくさんの方が被災され、それからちょうど1年。
それぞれの思いで、この時間を迎えられたと思う。
午後2時46分、黙祷を促すサイレンとともに、専徳寺の梵鐘を撞き鳴らす。
2時から寺に一周忌の法事に参られたご家族に、小さな子どもが何人かおられた。
そこで、
法話の内容は分からないかも知れないけれど、鐘を一緒に鳴らしてみてください。鐘を鳴らしたことは、大きくなっても覚えているかも知れないので。
と話したら、その時間まで残って鐘を撞いてくれた。
これも大きなご縁。
近所のご門徒も家族も鐘を撞いた。
命の大切さ、人間の愚かさ、自然の力、そしてつながり・・・。
いろんなことを見つめた1年。
夕方には雪がちらつくほどの寒い一日。
明日は午後1時30分より広の真光寺にて呉東組聞名講。
講員の追悼法要と一緒に東日本大震災一周忌法要を勤める。
どうぞ、お誘いあわせてお参りを。