3月8日(木)
昼間は少し春めいてきた。
昨日の平和公園では、
今夜は平成23年度最後の仏教壮年会の例会。
今回のテーマは、「天下和順(てんげわじゅん)」。
『無量寿経』のなか、五悪段に出てくる
仏所遊履 国邑丘聚 靡不蒙化 天下和順
日月清明 風雨以時 災厲不起 国豊民安
兵戈無用 崇徳興仁 務修礼譲仏の遊覆したまふところの国邑・丘聚、化を蒙らざるはなし。天下和順し日月清明なり。風雨時をもってし、災厲起こらず、国豊かに民安くして兵戈用ゐることなし。〔人民〕徳を崇め仁を興し、つとめて礼譲を修す。
より。
「天下和順」以下の御文を、浄土宗では「祝聖文」といって、元旦に唱えるのだそう。
平和の旗印として「兵戈無用(ひょうがむよう)」はよく聞くところではあるが、改めてこの御文を読み、調べているとなかなか興味深い。
徳川家康の話、昨日の平和記念資料館での出来事を交えながらいろいろと話をさせていただいた。
世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ。