2月7日(火)
午前11時より仏教婦人会の新年会。
例年どおり、おつとめに続いて住職が法話。
如月忌(きさらぎき)
今日は「如月忌」といって、九条武子夫人の御命日(昭和3年(1928)2月7日・42歳)。
九条武子夫人は、義姉 大谷籌子お裏方(本願寺第22世 大谷光瑞ご門主夫人)とともに、仏教婦人会を創設。
関東大震災で被災されたにもかかわらず、復興事業を身を粉にして尽力された。
興味深いエピソードを知り、その話を交えながら、偲ばせていただく。
当時のことを考えると、大変なご苦労もあったことだろう。
それでも、臨終に際して、義兄 木辺孝慈氏(錦織寺第20世)の法話、
最早この世の人としてはお別れせねばなりませんが、どうぞお慈悲にすがって、お浄土におまいりなされますように。次に起こすは、還相回向のはたらき。どうか再び娑婆世界に還って、弥陀大悲のおいわれをお伝へなされるやう。
御開山聖人はご和讃に、
安楽浄土にいたるひと 五濁悪世にかへりては
釈迦牟尼仏のごとくにて 利益衆生はきはもなしと仰せられておりますから、あなたもどうぞ、お釈迦さまの通りになって還っていらっしゃい。お待ち申しております。
のことばに、
また来ます。
とただ一言答えられたのだそう。
法話のあと、集会所にて会食。
寒いなか、ようこそのお参りでした。