1月14日(土)
今夜から専徳寺の御正忌報恩講。
550回忌の時に下附された御絵伝を掛けて。
毎年、御正忌は住職自ら講師も勤め、お取り次ぎ。
このたびのご讃題は『仏説阿弥陀経』。
テーマは、「願い」。
『阿弥陀経』のこころをいただく。
今夜はその前に鳩摩羅什の話。
鳩摩羅什は訳し方に魅力があるのだろう。
『阿弥陀経』もそうであるが、『妙法蓮華経』を訳されたのもこの方。
浄土真宗ではご縁のないお経ではあるが、たくさんの方に影響を与えている。
宮沢賢治もその一人。
浄土真宗の学僧 島地大等(しまじだいとう)の願教寺の講話会などに出入りしていた18歳の宮沢賢治。
その島地大等訳の『漢和対照妙法蓮華経』を読んで、からだが震えるほど感銘を受けたそう。
白石説教所・小坪説教所と少し話を変えながら、明日から本題に。
続いてお参りを。