1月2日(月)
今日は老人集会所で長浜祭り愛好会 写真展の最終日。
昨年の長浜でのいろいろな行事の写真がたくさん展示される。
こうして記録に残していくなかで、次の世代へと受け継がれていく。
専徳寺では正月、右余間に歴代宗主の御絵像を掛ける。
普段は七高僧が掛かっているが、正月の間だけ七高僧を左余間に移し、歴代宗主の御絵像を。
この場合、右余間というのは御本尊を対象にしていうため、仏さまの右側。私たちが外陣から見ると左側の余間に当たる。
余間の一番御本尊側が覚如上人。
その隣が顕如上人。
本願寺第11世。石山本願寺(現在の大阪城)で織田信長と敵対し(石山合戦)、現在の京都堀川に寺基を移転したときの宗主。
その隣が良如上人。
そして最後が広如上人。
歴代宗主のなか、専徳寺に伝わるこの四幅が掛けられる。
さまざまな時代のなかで、法灯を受け継ぎ、そして今私たちにそのみ教えを伝えてくださった。
伝えてくださったのは、もちろん歴代宗主のみでなく、数え切れないくらいたくさんの方によって今を迎える。歴代宗主の御絵像を掛けるのは、その象徴である。
親鸞聖人が亡くなられ、もうすぐ750回目の御命日。
今出遇えたことに“おかげさまで”と感謝。