防火管理講習 1日目

9月15日(木)

今日から2日間、広市民センターにて防火管理講習を受講。

お寺は消防法により、防火管理が義務づけられている。

映画館や飲食店、百貨店・ホテル・病院などで収容人員が30名以上の建物は「特定防火対象物」、学校や博物館、寺院・神社・教会などで収容人員が50名以上の建物は「非特定防火対象物」と区分されて防火管理の対象となり、防火管理者の資格をもったものを選任しなければならない。

これまでは前住職の父が防火管理者として、計画書や報告書を提出してきたが、このたび防火管理講習を受けて甲種防火管理者の資格を取ることに。

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年に数回しかない講習会。
このたびは定員150名の講習会に83名の受講者。

朝9時20分から受付で、10時から4時30分まで講習。
久々に長時間の講習。
睡魔と戦いながら、なかなか大変ではあったが、いろいろと勉強になった。

明日は実技などを含め、丸一日講習。

今年は東日本大震災や台風12号による大きな災害が相次いだ。
専徳寺も避難場所に指定されているので、防火管理はしっかりとしておかなければ。
防災意識をもつことの大切さを学ばせていただいた。

2011年9月15日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 9月例会

9月12日(月)

月かげのいたらぬ里はなけれども
     眺むる人の心にぞすむ

これは、親鸞聖人の師匠 法然聖人の詠まれた歌。
今宵は中秋の名月。

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すべての人に届いている月の光。
それでも届いてることに気づかずに過ごしてる人もいる。

すべての人に届いている仏さまの願い。
それでも届いていることに気づかずに過ごしている人もいる。

今日は午後から呉東組聞名講の例会が名田説教所において開かれた。

例会に先立って、今年度の新役員に本願寺からの委嘱状が手渡された。

そして、勤行「正信偈」。
引き続いて、私が御消息を拝読させていただく。

今日の法話は法幢寺御住職。

その後の御示談では、お念仏を申す時に、亡くなった両親のことを思い起こす。そして、浄土でまた会えると信じながらも、それをどのように領解すれば良いのかという質問が出た。

その答えの一例として、ある学生の話が出た。
その学生は、父とは宗教が違う。
それで友人から、あなたのお父さんは宗教が違うから、亡くなった後お浄土で再び会うことはないと指摘されたそう。
でも、その学生は、宗教は違っても、自分を浄土真宗のみ教えに導いてくれたのが父だった。だから父とはきっと会えると答えたのだそう。

すべての人に願いが届いている。

聞名講が終わり、夕方阿賀の宝徳寺にて、呉東組のとある委員会に。
呉東組の寺院、そして地域が活性化するようにと、ひとつのプロジェクトがただいま進行中。

ともにがんばろう

「願」バッジに記したことば。

昨日で東日本大震災からちょうど半年。
ニューヨークの同時多発テロからちょうど10年。

また、改めてその意味を考える。

ひとりでなく、ともに。

帰り道、大きな満月が野呂山から姿を見せた。

眺むる人の心にぞすむ。

2011年9月12日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

親鸞聖人750回大遠忌法要参拝

9月10日(土)

今日の午後、京都の本願寺に親鸞聖人750回大遠忌法要に親子揃って参拝。

6月の呉東組団体参拝(団参)の時、長男が前日に熱を出して、その時は長男だけ参拝出来ず。
それで、もう一度機会を作ってみんな揃ってお参りしようと。

10月、11月は報恩講や学校行事等、いろいろと忙しくなるので、9月の今日しか時間が取れず、昨日午後から小学校の参観日に行った後、夕方の新幹線で京都へ。

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そして、今日の午後本願寺へ参拝。

6月の団参では、本堂のほぼ中央の席だったので良く見えたが、今日は事前予約の一般席のため、廊下に仮設された席。

暑さのせいもあり、次男が法要直前に寝てしまったが、

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席のすぐ側にあるこの大きな太鼓が鳴り出した。
これで目を覚ますかと思ったが、それでもぐっすり夢のなか。

法要が始まると、長男もウトウトと。

ご門主さま、新門さまが焼香されると、ふわっと香が漂ってきた。
法要は、6月の団参では音楽法要。このたびは和讃中心の宗祖讃仰作法。

見る場所も、荘厳等も変わっていたので、また違ったご縁であった。

法要が終わる頃、2人とも目を覚ます。

2人にとっては、記憶に残らないかも知れないが、それでも家族揃って50年に一度の法要にお参りできたことは、この子たちが50年後に800回忌を迎えた時、その大きなご縁を感じてくれるのではないだろうか。
それが親としての願いでしょうか。

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夜10時に帰宅。
長く暑い一日だった。

2011年9月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

講演とビデオの夕べ

9月8日(木)

今夜は仏教壮年会と仏教婦人会の共催で、『講演とビデオの夕べ』。

仏教壮年会と仏教婦人会が合同で行う年一回の恒例行事。

講演の御講師には、仁方の浄徳寺住職 新田龍真氏。

お話は、「還る家」をもつ人生について。

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そして、ビデオは先日好評の内に幕を閉じた『親鸞展』(福屋八丁堀店)の『親鸞の見た風景』を見ていただいた。

『親鸞展』

先日の法中会の話では、入場者数がおよそ48,000人。
最終日は、入場するのに1時間待ちだったとか。

親鸞聖人の御生涯を偲び、いろいろなことを感じさせていただいた。

2011年9月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

おかげさま

9月6日(火)

このたびの台風12号。
被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

このあたりの被害は見られなかったが、昨日の夕方、近所の方から庫裏の屋根瓦がおかしいと知らせを受ける。

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夕方はよく分からなかったので、今朝裏山に登って瓦を確認すると、

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瓦が一枚はがれ、ずれていた。

早速業者の方に来ていただいて、補修完了。

雨漏りもせず、何とか過ごせた。

おかげさま

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今、いのちに関する絵本に感心を持って、2冊の本を購入。

そのうちの一冊がこの『おかげさま』。

これは『いのちのまつり』シリーズの一冊。

「ヌチヌチグスージ」
「つながっている」
そして、この「おかげさま」

以前親戚のお寺で、長男が『ヌチヌチグスージ』の絵本をいただいた。
その本は小学校の道徳の副読本にも採用されているそうで、沖縄のお墓の前でご先祖さまのことについて、おばあが孫のコウちゃんに話していくという物語。

その『ヌチヌチグスージ』を法話の中で読んで紹介したら、大変好評だった。
孫にも読んで聞かせてあげたいと。

それぞれのいのち、いのちのつながり。

そのことを伝えていく方法を求めて、これから少しずついのちの絵本を揃えていこうと思っている。

2011年9月6日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

アダプト制度

9月5日(月)

先日、長浜から広へと向かう道路(県道249号線)で、見慣れない看板が設置された。

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広島県アダプト制度

「アダプト」とは、養子縁組という意味だそう。

住民や企業などの団体が、道路や河川などのゴミ清掃や植栽をボランティアで行い、道路や河川などを我が子のように面倒見ていく活動を「アダプト制度」というらしい。

   広島県ホームページより

マイロード(私の道)

それぞれが私の道と思い、大切にしていきましょう。
それが私たちの道、そしてみんなの道へとひろがれば、もっと良いですね。

 

2011年9月5日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

9月3日(土)

大型の台風12号。
各地で大きな被害が出ているようだが、このあたりはもう峠を越えているようだ。
昨夜は風と雨の音が凄かったが、朝になると風も雨もほぼ治まって、夕方には夕焼けも。

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今夜は川尻の真光寺にて呉東組法中会。

大きな議題はそれほどなく、組長会の報告が中心。

呉東組団体参拝の第3班が、9月8日に出発。
呉東組の団体参拝としてはこれが最後。
「願」のバッジをつけて、どうぞ良いご縁に。

それから東京国立博物館で開かれる『法然と親鸞 ゆかりの名宝』展のポスターなどを頂いて帰った。
京都では春に『親鸞展』(京都市美術館)と『法然展』(京都国立博物館)が別々に開かれたが、東京では史上初の合同展なのだそう。

機会があれば是非どうぞ。

2011年9月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

我聞会 納涼会

8月31日(水)

今日で夏休みも終わり。

明日から新学期。
長浜小学校2年生の長男も夏休みの宿題を昨日までに完成。

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今年は蓮の絵を描き、自由研究も『はすのかんさつ』。
蓮づくしの夏休みであった。

今夜は呉東組の若手僧侶の会『我聞会』の納涼会。
今回は私が幹事を。

いろいろと諸事情によりキャンセルもあり、6名での納涼会。
無事終わってホッと一息。

今日、龍谷大学教授海谷則之先生が書かれた『宗教教育学研究』という本を贈っていただいた。

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その書の

第4章 「いのち」の教育 -法蔵と僧叡における三種の「いのち」-

のなかに石泉僧叡師のことが登場する。

この本を書かれるにあたり、石泉社の寮則をご覧になりたいと訪ねて来られ、お話を伺った。
またゆっくり読ませていただこうと思います。

2011年8月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

蜻蛉 ~トンボ~

8月28日(日)

お盆も一段落し、再び暑さがぶり返してきた。

暑さは戻ったが、セミの声は少しだけ。
それでも、ミンミンゼミの声が聞こえてくる。
長浜には、昔からアブラゼミ・クマゼミ・ツクツクボウシ・ニイニイゼミが見られるが、ミンミンゼミは聞くことがなかったのに・・・。

池によく飛んできていたシオカラトンボも見かけなくなってきたが、今朝はカワトンボの仲間、ハグロトンボが飛んできて、長い間とまっていた。

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トンボ

トンボを漢字で表すと「蜻蛉」。
『蜻蛉日記(かげろうにっき)』で知られるように、「カゲロウ」も「蜻蛉」と表記される。

日本語のトンボの語源は定かではないが、稲穂が飛んでいるように見えるから、「飛ぶ穂(とぶほ)」が訛ってトンボとなったともいわれている。

日本では古来トンボを「秋津(あきつ)」とも呼んでいたそうで、日本のことを「秋津洲(あきつしま)」と表すこともあったとか。

これは、神武天皇が大和国(現在の奈良県)の丘に登り、その国土を一望して、

あきつのとなめのごときにあるかな (『日本書紀』)

といわれたことに由来するそう。

「あきつ」とはトンボ。「となめ(臀呫)」とはトンボが交尾をしているときに見せる、お互いのしっぽをくわえて飛んでいる姿を現しているのだと。

狭い国だがすばらしい国。まるで、トンボ(秋津)がとなめ(臀呫)しているようだと褒め称えたから「秋津洲(あきつしま)」と呼ばれるようになったとか。

それくらいトンボは昔から馴染みのある虫であったようだ。

西洋でトンボは不吉な虫と見られていたようだが、日本では勝ち虫と呼ばれ、武士の間で喜ばれたそう。

それは、トンボは前にしか飛ばず、後ろには進まない。それが「不退転(ふたいてん)」を表すからだと。

「不退転」

これはもともと仏教用語。

浄土真宗では、信心を得たものは不退転の位に住すといわれる。

真実信心うるひとは
 すなわち定聚のかずにいる
 不退のくらゐにいりぬれば
 かならず滅度にいたらしむ (浄土和讃)

それがいつの頃からか「不退転の決意で取り組んでいく」とか、いろんな使われ方をされるようになってしまった。
「他力本願」もそうだが、誤った用い方はいろんなところでされてしまっている。そのことばがそのように使われるようになった意味を問うてみることも大切かと。

親鸞展 ~福屋八丁堀店~

8月22日(月)

昨日の午前中、呉市に大雨洪水警報。
本堂の廊下がびしょ濡れになるほど。

今日は雨も上がり、午後から広島市中区 福屋八丁堀店で開催中の『親鸞展』に。

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8月18日(木)から開催されているが、3日で入場者が1万人に達したそう。

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今日もたくさんの方が訪れていた。

親鸞聖人の90年の生涯を、これまであった展示方法と違った見せ方をしていたのが印象的だった。

これまで見てきたのは本願寺をはじめ、寺が中心となって企画展示したもの。
このたびは、五木寛之さんが『中国新聞』をはじめ、44の地方新聞に連載している小説『親鸞』を記念しての新聞社主催の特別企画展となっている。

故 手塚治虫さんがイタリアの国営放送からの依頼で『聖書物語』を製作したことがある。
その依頼が来た時、クリスチャンではない手塚さんは戸惑ったそう。どうして私が?と。
そのわけを尋ねたら、クリスチャンが作ると、どうしても美化して作ってしまう。そんなこともあって手塚さんに白羽の矢が立ったのだそう。

信仰のなかから見ると、どうしても「聖人」、「御開山」と仰いで見てしまう。
同じ目線に立つことがなかなかできない。
でも、この企画は人間親鸞。
弟子を一人も持たず、すべては御同行・御同朋と同じ目線に立たれ、寄り添われた90年の生涯。

出口を出ると、たくさんのグッズや書籍が売られていた。

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中でも目をひくのが海洋堂というフィギュアの最大手が手がけた公式フィギュア。

展示してあった平成の親鸞像をモデルとして造られたもの。

一昨年開かれた阿修羅展では、この海洋堂の「阿修羅像」フィギュアが好評ですぐに売り切れたとか。

このたびは、長期間いろんなところで開催されるので、売り切れることはなさそうだが、このフィギュアがどのくらい売れるものだろう。

ちなみに価格は3,150円。

「親鸞展」は8月30日(火)まで開催中。