呉東組忘年会

12月13日(火)

今日は午前中、長浜胡子地区の報恩講。

これで長浜地区は個別の数件を残すのみ。

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後は東小坪地区が2日間。

今年は9月のお彼岸前からはじめた報恩講参りも何とか一段落を迎えそう。

 

今夜は呉東組の忘年会。

今年もいろいろと組内行事があり、お互いにその一年の労をねぎらう会である。

昨日、今年を表す漢字一文字が、毎年恒例の清水寺貫首さんの手により「絆」と表された。

「絆」とは、元々犬や馬などの動物を繋ぎとめておく綱のことをいい、そこから家族や友人など人と人とを離れがたくしている結びつきを「絆」というようになったのだそう。

 

忘年会といいながら、なかなか「忘」とはいかないもの。

特に今年は大きな出来事がたくさんあった。

忘れることのないよう、こころに繋ぎとめておきたい。

輪袈裟につけた『願』のバッジを見るたびにそれを思う。

2011年12月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

皆既月食

12月10日(土)

今夜は皆既月食。

専徳寺境内の親鸞聖人像の前で約2時間、ダウンジャケットに手袋・マフラーと防寒対策をしっかりして鑑賞。

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カメラで皆既月食の模様を撮影しようと試みるも、うまくいかず。

そこで、ビデオで撮影して静止画保存することに。

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午後10時前に欠け初め、

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欠けた瞬間、雲に覆われてしばらく見えなくなる。

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その後、雲から出てきたら、皆既月食の赤い月。

また戻っていく様子を見ようと思ったが、再び雲隠れ。

 

今年は各地で天変地異。
大変な一年であったが、最後は皆既月食で締めくくり。

 

きれいな星空と皆既月食を眺めながら、

月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人のこころにぞ住む

法然聖人の歌がふと心に浮かぶ。
 

親鸞聖人750回大遠忌、法然聖人800回大遠忌の年にまたひとつ不思議な御縁をいただいた。

2011年12月11日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

善通寺報恩講

12月10日(土)

今日は昼から善通寺の報恩講御満座に。

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毎年この日に、広の町田・塩焼・徳丸地区の報恩講を勤める。

以前は善通寺でお斎が用意されていたので、それまでに勤めるようにしていたが、数年前から広地区寺院の申し合わせで、お斎はしないこととなった。
それでも、その頃の名残で、この地区の報恩講はこの日。

 

専徳寺の報恩講は、世話係の方へお願いをして日程を各家庭に知らせていただき、お参りさせていただいている。
世話係のいない地域でも、専徳寺門徒のお宅がかたまっている地域にはハガキで案内をしてお参り。

それ以外の方は、電話等で報恩講の依頼をされたお宅にお参りさせていただくことになっている。

 

今日はそんなことで、広地区以外に依頼のあった郷原と仁方のお宅にも報恩講参りに。

 

善通寺の報恩講では、導師を勤めさせていただく。

善通寺の七条袈裟を着け、広の真光寺・郷原の浄光寺の御住職と一緒に、正信偈第二種の法要。

 

今夜は皆既月食。

晴れてはいるが、寒い夜となりそうだ。

2011年12月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 12月例会

12月8日(木)

今夜は今年最後の仏教壮年会の例会。

今年最後ということもあり、今年のいろんなことを振り返りながら話をさせていただいた。

 

「安穏のともしび」にはじまり、「願」のバッジ、先日の落語会等、今年は「」と「」をテーマに動いてきたこと。

そして、このブログのことも話した。

今のお寺は「葬式仏教」といわれている。
外から見える姿は葬式と法事くらいだろう。
これだけ情報化社会といわれながらも、なかなかお寺の実態が見えてこないということに問題があるような気がした。

また、昨年「無縁社会」ということばが生まれた。

 

今日は12月8日成道会。
お釈迦さまが悟りを開かれた日。

お釈迦さまは悟りを開かれ、すべてのことは縁によって起こっていると「縁起(因縁生起)」の教えを説かれた。
そのことに気づく御縁がないから、「無縁」ということばが生まれてくる。

 

そこで、葬式と法事のことをほとんど記すことなく、お寺としてどれだけのことを記すことが出来るだろう。
そんなことから、このブログをスタート。

 

先日お参り先で、

「携帯電話で息子にブログを見せていただきました。」

と。

家のなかでお寺のことが話題になれば、次の世代に御縁がつながっていく。

750回大遠忌を迎え、次の800回を迎える世代に。

 

どこまで続くか分からないが、とりあえず出来ることから一歩ずつ。

2011年12月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

白石説教所報恩講 2日目

12月8日(木)

白石説教所の報恩講、2日目。

朝席と昼席。

昨日に引き続いて、『阿弥陀経』のこころ。

 

朝、小雨の降るなか、説教所に伺うと、すでにお斎の準備をされていた。

何食分のお斎を準備されているのか尋ねたら、100食から110食分作っているとのこと。

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昼席が御満座で、お斎も用意されていたが、お葬式ができたため、お斎は持ち帰らせていただくことに。

 

この白石説教所は、この地域の方による白石講が中心となって活動。
熱心にいろんなことをされていると聞く。

受け継がれてきたこのご縁を大切に。

ようこそのお参りでした。

2011年12月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

白石説教所報恩講 1日目

12月7日(水)

今日から白石説教所の報恩講。

今日の昼席から明日の昼席までの4席。

 

白石説教所の報恩講は、大広の真光寺・善通寺、そして専徳寺の3ヶ寺が順番にお取り次ぎ。
平成14年以来、4回目。

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このたびは一代結経『阿弥陀経』のこころ。

2011年12月7日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

むくり屋根

12月5日(月)

今週は胡子・明神地区の報恩講で、今日は胡子。

 

東京国立博物館で開かれていた特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が昨日4日に閉幕。

入場者が21万人を超えたそう。(朝日新聞) 

ちなみに京都で開かれた「親鸞展」は18万人。(真宗教団連合)

初めての合同展ではあったが、残念ながらこの時期に東京までは・・・。

 

大遠忌を記念した行事が一つずつ終わっていくが、記念の出版物はまだまだしばらくありそう。
注文しておいたDVDが届いた。

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大遠忌を記念して製作されたDVD『飛雲閣』。

改めて飛雲閣を見て、金閣や銀閣とは違う美しさを感じた。

唐破風と入母屋が左右非対称に作られており、外側にふくらんだむくり屋根もあって、いろんな様式の屋根が混在している。
また、いろいろと謎の多い建造物だとか。

 

専徳寺の向拝も唐破風。そして大屋根には珍しいむくり屋根。

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いつも見上げる屋根しか見ないが、お参り先からたまにこうして見ると、ひと味違って見えるもの。

 

2011年12月5日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃

12月4日(日)

雨も上がり、青空の下、午後から仏教壮年会の境内清掃。

毎年この時期の境内清掃の一番大変な作業は、

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イチョウの落ち葉ひろい。

今年は暖かかったので、葉っぱがまだまだという感じだったが、この二日間の雨で、かなり散った。

雨樋にも葉がつまるため、はしごをかけ、屋根に登って大掃除。

 

イチョウの葉は、燃えにくい。そして、腐りにくいために腐葉土には向かない。
そのため、処分に困るが、イチョウには防虫効果がある。

石泉文庫の蔵書を虫干ししていると、挟んであった昔のイチョウの葉がヒラヒラと落ちてくる。
また、以前は虫除け用にと、この葉を取りに来る方もおられたとか。

 

今月14日には、仏教婦人会の本堂の清掃と報恩講。

 

そして、新年を迎える準備。
いよいよ年の瀬である。

2011年12月4日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

師走

12月1日(木)

今日から師走。

昨日は汗ばむほどの陽気であったが、今日はどんよりした天気に、冷たい風。

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今日と明日は津久茂地区の報恩講。

報恩講が終わると、来年度の年回法要の案内に年賀状・・・。
一息つく間もなく年を越し、そしてすぐに御正忌報恩講。
750回大遠忌、御正当の報恩講である。

広島別院では、御正当の1月16日に団体参拝をし、通常の別院での法要はしないことになったそう。
ただし、本願寺へ参拝できない方のために、本願寺のインターネット中継を共命ホールで放映する予定と、昨日の法中会で聞く。

 

専徳寺の御正忌報恩講は、例年どおりの予定。
ただし、内容についてはこれから。

2011年12月1日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

11月30日(水)

今夜は2件のお通夜を終え、阿賀の宝徳寺にて呉東組法中会。

組長会での報告。

そして、先日のご縁の会の報告もおこなわれた。

一組のカップルが誕生し、雰囲気も良かったということで、次回の日にちを早めに決めてしまうことに。

予定では、来年の4月22日(日)。

 

そして、先日急遽決まったイベントが発表された。

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キンナラ・アルパナ

キンナラとは、「緊那羅」と漢字で表記し、インド神話に登場する音楽の神で、仏教では天竜八部衆のひとつに数えられる。
天竜八部衆は、仏教以前の古代インドの神々が仏教に帰依したもので、有名な興福寺の阿修羅像はそのひとつ。

その名をつけたアメリカの雅楽・太鼓グループが、インド舞踊グループ“アルパナ”とコラボレーションで日本公演をおこなうことに。

今回、広島別院での広島公演に続き、呉東組でも開催することに。

12月22日(木)14時より、川尻光明寺にて。

このたびの公演は、“東日本大震災支援広島公演”。

海を渡った雅楽・舞楽・太鼓の音、そしてインド舞踊とのコラボレーションをご覧ください。

くわしくはこちらに。

2011年11月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku