11月3日(木)
今日は長浜入江神社の秋祭。
この祭は、江戸時代に仰誓(ごうぜい)という学僧が全国の念仏者の逸話を集めた『妙好人伝』の第二編に登場する。
「九右衛門男」
九右衛門の息子、想四郎と想吉兄弟が海で遭難したときの話である。
【参考】『妙好人伝全集 古昔の巻 第2編』 (近代デジタルライブラリー)
その話に由来するお供舟(呉市有形文化財)が、以前は曳き船として伝わっていたが、
交通事情も変わり、県道を使用することが難しくなったため、お供舟は神社でその姿を見せるのみ。
それでも、太鼓と御輿が子どもたちの旗を先導に長浜を練り歩く。
若手有志による長浜祭り愛好会も出来、太鼓をかついで回す姿は勇ましい。