7月15日(金)
石泉文庫虫干し法座3日目。
今日も青空の下、朝席が終わると残りの半分を虫干し。
石泉文庫の虫干しは、毎年すべての本を出して虫干ししているのでなく、文庫内のほぼ半分の蔵書を隔年で干す。
来年は文庫内に残っている方の本を。
そう思うと、大変な数である。
でも、中身は読めなくても、手にされる方、それぞれにいろんなご縁が生まれている。
今年もおかげさまで無事干すことが出来た。
明日の朝席が終わったら、これをみんなで石泉文庫へお返しする。
今、本堂の廊下から満開のノウゼンカズラが見える。
石泉文庫にも咲いている。
この花は平安時代に中国から渡ってきたのだそう。
中国名が「凌霄花(りょうしょうか)」。
それを日本で「ノウセウ」と読んだのが訛って「ノウセン」となったとか。
霄は「空」とか「雲」の意味があって、「空を凌ぐ」。空に向かって高く咲く花の姿を表した名前なのだそう。
文字通り、青空のなかによく映えている。
法座も明日の朝席で御満座。
明日もお誘いあわせてお参りを。