7月2日(土)
今朝、3種類目の蓮、黄花蓮という蓮の花が開いた。
黄色というよりオフホワイト。
明日の朝が、一番美しい姿になるでしょう。
黄陽は昨日、大賀ハスは今日花びらがすべて散り落ちた。
何とも短い花のいのち。
そう思うと、この美しく咲いた姿を見れることはありがたい。
夏の法座に掛かる打敷。
暑いなか、涼しげな浄土の相(すがた)に映る。
金子みすゞさんは、『蓮と鶏』という詩を残している。
蓮と鶏
泥のなかから
蓮が咲く。それをするのは
蓮じゃない。卵のなかから
鶏が出る。それをするのは
鶏じゃない。それに私は気がついた。
それも私のせいじゃない。
蓮が美しい花を咲かせるのは、蓮の力だけでは咲かない。
太陽の光、水、空気、土・・・。いろんな環境、いろんなご縁が整って、こんな美しい花が咲く。
私たちのいのちも同じこと。
それに私は気がついた。それも私のせいじゃない。
ご縁である。
可愛らしいサイトがあったので、ご紹介。
金子みすゞ詩の世界みすゞこれくしょん©HeartFactory