6月30日(木)

昨日開いた大賀ハスと黄陽。
今朝は全開。

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特に黄陽は、昨日よりも白が際立って。

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明日から天気が下り坂。
明日には散ってしまうだろうか。

実は、次男の名前は「蓮(れん)」。

一昨日の6月28日が3歳の誕生日。
でも、その前日から熱が出て、今日やっと平熱に。

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今朝は水を蓮鉢に足すのをお手伝い。

誕生日の翌日に蓮が二輪咲いた。
でも、蓮は2歳から3歳に。

そんなこともあって、昨日注文した蓮がもう一種類届く。

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今度の蓮は黄花ハス。

大きな葉っぱに大きな蕾。
どんな花を咲かせてくれるでしょう。

息子の蓮は、今は何色か分からないけど、『阿弥陀経』の「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光、微妙香潔」のように、自分の持って生まれた色で、そのままの光を放って欲しい。それが親としての願いでしょうか。

「蓮」といえば、

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実はこれ、アルザス地方のワイン、JOSMEYERの「蓮」。

アルザスワイン特有の花のような香、フルーティな味わいの白ワイン。
今日のような暑い時、キリッと冷やして飲むのに最適。
オリエンタルな印象を与えるということで、「蓮」と名づけられたのだそう。

そういえば、何となくライチを感じさせる。

ライチといえば、蓮の鉢に泳いでいるメダカの名前の由来となった「楊貴妃」が好んだと言われる果物。
いろんなことでつながった。ホントにご縁である。

本願寺新報7月1日号 「願」バッジ

6月29日(水)

本日、『本願寺新報』7月1日号が届いた。

そこに、「願」のバッジが紹介されている。

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呉東組の団体参拝で、「願」のバッジをみなさんに付けていただき、そして組内の各寺院からもバッジの製作依頼をいただき、まもなく仕上がる予定。
次の法中会にはお配りできるでしょう。

当初500個を作成。
その後、組で1000個。組内寺院で1100個。

たくさんのバッジが世に出て行くことになる。
お念仏の声とともに、この「願」が届きますように。

それから、今朝蓮の花が咲いた。

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つぼみの付いていた大賀ハスと黄陽。

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例年以上に暑さを感じるなか、小ぶりながら、きれいに咲いた。

お昼にはしぼんでしまうので、ハスをご覧になりたい方は、是非朝にでも。

2011年6月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

専徳寺門信徒会 世話係総会

6月27日(月)

今日は朝10時より、専徳寺門信徒会の世話係総会が開かれ、足下の悪いなか年に一度の総会にお集まりいただいた。

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退任される方へ感謝状、新任される方へ委嘱状。
そして、この一年間に亡くなられた専徳寺門信徒、それから3月11日の東日本大震災で亡くなられた方々に対して、一分間の黙祷。

実はこの黙祷
よく事故や災害などの発生日の同時刻に黙祷を捧げたりするが、これは関東大震災(1923・9・1)の翌年、東京で慰霊祭が行われ、そのなかで地震発生時刻の午前11時58分に1分間の黙祷が捧げられたのが、はじまりだそう。

「黙祷」とは、無言で祈りを捧げること。
英語では、silent prayer 。

浄土真宗では、「祈る」という言葉はあまり用いないで、「念じる」という言葉を用いる。
「祈る」は、「念じる」と同じ意味を持つこともあるが、祈願請求(きがんしょうぐ)というように、こちらから願い求めるという意味合いもある。

そんなことから、浄土真宗では「祈る」はあまり用いない。

だから、この黙祷は亡くなられた方々にこころをよせ、今遇っているこのご縁に感謝して念じる。
本来なら、合掌してお念仏を称えるところだが、慣習に従って黙祷。

その後、昨年度の行事報告・会計報告、本年度の行事予定・予算等が滞りなく終わる。


呉東組若婦人連続研修会

今日は阿賀の宝徳寺にて、呉東組若婦人連続研修会も開かれる。

年に3回の連続研修会。
私は次回10月の「アンケートに答えて」という時間を担当。
そのためのアンケート用紙を宝徳寺まで朝届けに行った。

また、これを回収し、整理しなければ。

2011年6月27日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会法座 3日目 ~蓮~

6月25日(土)

本日の朝席で仏教婦人会法座が御満座に。
ようこそお参りくださいました。

このたびの御講師は、広島市 善徳寺の友國義信師。
善徳寺のホームページ

海外のいろいろな活動に関わっているそうで、お話の随所に。

そして、今朝当麻曼荼羅(たいま・まんだら)の話をされた。

私が初めて奈良の当麻寺を訪れたときに、当麻曼荼羅のことを知り、中将姫が蓮の糸で織られたという話を聞いて驚いた。

蓮の糸!?

それから数年。
その蓮の糸で織られたという輪袈裟をいただいた。

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生成りで無紋の輪袈裟。
気に入って着けさせていただいている。

そして、今年。
本願寺の書院が紹介された『家庭画報』5月号に「聖なる蓮の糸」と紹介された。
イタリアのファッションブランド「ロロ・ピアーナ」が、ミャンマーで古くから蓮の糸を織って作った繊維を使い、「ロロ・ピアーナ ロータスフラワー」として、西洋諸国に初めて紹介したのだそう。

蓮の花は浄土の花。
『阿弥陀経』に、

池中蓮華。大如車輪。青色青光。黄色黄光。赤色赤光。白色白光。微妙香潔。舎利弗。極楽国土。成就如是。功徳荘厳。

池のなかの蓮華は、大きさ車輪のごとし。青色には青光、黄色には黄光、赤色には赤光、白色には白光ありて、微妙香潔なり。舎利弗、極楽国土には、かくのごときの功徳荘厳を成就せり。

とある。
浄土の池には大輪の蓮華が咲き、青い蓮は青い光、黄色い蓮は黄色い光、赤い蓮は赤い光、白い蓮は白い光を放って、尊い香を漂わせていると。

昨年まで、蓮の花が咲く今頃、つぼみの付いた蓮を、住蓮寺門徒のNさんが親鸞聖人像の前に供えてくださっていた。
でも、先日お亡くなりになって、今年からもう・・・・。

それも寂しいので、今年は蓮を注文。
午後、それが届き、早速親鸞聖人像の前に。

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赤色赤光の大賀ハス。

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白色白光の黄陽(きよう)

浄土の相(すがた)は、中国の色彩を強く感じる。

そんなこともあって、鉢のなかに「楊貴妃」というメダカを。

この暑いなか、凛と咲く姿を見せて欲しい。

2011年6月25日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会法座 2日目

6月24日(金)

仏教婦人会法座、昨夜に続き、朝・昼・夜と3席。
天気予報に反して、青空がひろがる天気に。

汗を流しながらのお聴聞。

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旅行先でのエピソードを交えながら、いろいろな話を聞かせていただいた。

明日の朝席で御満座。
どうぞ、お誘いあわせてお参りを。

2011年6月24日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会法座 1日目

6月23日(木)

昼から長浜小学校の参観日。
2年生の音楽の授業を参観後、5・6年生と一緒に救急蘇生法の講習を受ける。

消防署員による心肺蘇生とAEDの取り扱いの講習。
最近AEDの置いてあるところが増えてきても、実際に使ってみないことには緊急の時に何も出来ない。
あらゆることを想定し、いろんなことを身につけておくことの大切さを学ぶ。

今夜から仏教婦人会法座。

法座でも案内したが、今年の8月6日、「煎茶会(せんちゃかい)」を営むことに。

Sencha

これは、専徳寺門徒のHさんが施主となり、企画されたもの。
戦後生まれのHさんは、昭和20年8月6日の原爆で、当時7歳の兄を亡くされた。
ご両親は生前そのことを口にすることはなかったそうである。
口に出来ないほどの深い悲しみがそこにあったのでしょう。

でも、いくら時間が経っても、このことは決して忘れてはいけない。
その記憶があるから、広島から全世界に向けて平和のメッセージを送り続けることが出来る。

世のなか安穏なれ

専徳寺では、毎年8月6日午前8時15分に梵鐘を鳴らし、その後勤行している。
今年はその後、追悼法要を厳修し、献茶。
当日はたくさんの方にご縁にあっていただきたいと、煎茶の接待が用意されている。

ただし、この煎茶会は、準備の都合もあるため、申し込み制に。
参加希望の方は、専徳寺まで。(6月末〆切)

法座は、25日朝席まで。
お誘いあわせてお参りを。

2011年6月23日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

明日から仏教婦人会法座

6月22日(水)

小イワシ漁が解禁になり、長浜沖でもちりめんになるカタクチイワシの稚魚を捕る船の音が朝から響く。

明日から仏教婦人会法座。

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どうぞ、お誘い合わせの上、お参りください。

2011年6月22日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

呉東組我聞会 6月例会

6月19日(日)

今夜は仁方の浄徳寺にて我聞会例会。

『蓮如上人御一代記聞書』の(105)(106)を輪読。

宿善・無宿善、「まきたて」の話。

「まきたて」とは、畑に一度種をまいただけで、何も手を加えないということ。
蓮如上人は、仏法についての“まきたて”はよくないとおっしゃられた。
一通り仏法を聞いただけでもう充分と思い、自分の受け取ったところを他人に直されたくないと思うのが、仏法についての“まきたて”。

「聴聞」。

ただ信心はきくにきはまる。

まいた種に、水をやり、肥料をやり、充分な日光が当たり、いろんなご縁がととのって、美しい花を咲かせ、実を結ぶ。

信心も、いろんなご縁がととのって、こころに念仏の花を咲かせる。

法話では、初めて「仏様のことば(丁度よい)」と言う詩を紹介していただいた。

 仏様のことば (丁度よい)

お前はお前で丁度よい 頭も体も名前も姓も
お前にそれは丁度よい 貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
地獄へ行こうと極楽へ行こうと
行ったところが丁度よい
うぬぼれる要もなく
卑下する要もない
上もなければ下もない
死ぬ日月さえも丁度よい
仏さまと二人連れの人生
丁度よくないはずがない
丁度よいのだと聞こえた時
憶念の信が生まれます
南無阿弥陀仏

この詩は、石川県の常護寺(大谷派)の坊守 藤場美津路さんが寺報に載せたものが、いろんな形で広まり、最後の5行を省いて、木札に「良寛作」として書かれ、スキー場や観光地でも売られていたのだそう。

「丁度よいのだと聞こえた時、憶念の信が生まれます」

これが今日の『聞書』のとおりではないだろうか。

2011年6月19日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講役員会

6月18日(土)

午後1時30分より、広老人集会所において、聞名講役員会が開かれ、組長と聞名講担当の私が同席させていただいた。

今年度の新役員の顔ぶれは揃っていたものの、講長以外のその他の役職については保留のままだった。
今日は、その役職を決める役員会ということでの同席。

副講長・総務・会計・会計監査・常任委員が決まる。

だんだん、講員数も減ってきているそうだが、130数年の歴史を持つ聞名講。
新しく役員になられた方々も加わって、新たなスタート。

それから、今日本願寺では東日本大震災で被災された方々の百か日法要が営まれた。

あれから100日。
まだまだ復興にはほど遠い。

義援金はこれからもご協力をお願いしていくことになるが、時間が経てば次第に難しくなってくるだろう。

そんななか、今日屏風のレプリカなどが届いた。

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『SLAM DUNK』や『バガボンド』で知られる漫画家井上雄彦(いのうえ たけひこ)氏が描いた『親鸞』と題する屏風のレプリカ。
そのほか、ポストカードやポスターも一緒に。

この屏風は、東本願寺(大谷派)が、このたびの親鸞聖人750回大遠忌を記念して依頼したもので、東日本大震災の前日3月10日に描き上がったのだそう。

本来関連グッズ等は製作しない予定だったのを、東日本大震災への復興支援として、収益をすべて寄付しようと、井上氏のサイト フラワーで通信販売が始まった。

これからはこうした支援のあり方も大切になってくるかと思う。

昨日までの団体参拝。
バスのなかでの最後の挨拶でも触れたが、旅行をして、たくさんのお土産を買って帰る。
これも、復興支援につながっていく。
ただ自分の欲しいものを買うというのではなく、そこに少しでも世のなかのためになれば、東日本復興のためになればと、こころを添えて買い物する。
そうやって日本を元気にしていくことも大切なことだろう。

「ともにがんばろう」。
専徳寺から、呉東組から発していくメッセージ。

2011年6月18日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組親鸞聖人750回大遠忌団体参拝 3日目

6月17日(金)

団体参拝3日目。

心配された雨もあがり、最終日を迎える。

一行はバスで今津港へ向かい、そこからチャーター船に乗って竹生島へ。

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165段もある急な階段をみんな元気に登って宝厳寺と都久夫須麻(つくぶすま)神社に。

アオサギやカワウなどのコロニー(集団営巣)があるため、たくさんのサギやウが頭の上を飛び交う不思議な光景。

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再び、下まで降り、乗船して、彦根に向かう。

彦根では、昼食後に彦根城に。
天守閣には登らず、玄宮園と呼ばれる庭園を散策しながら、お城を眺める。

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ここが最終訪問地。
みなさん、よく歩いたが、元気で何より。

この後、帰路に。
帰りの山陽道は日も差し、渋滞もなく、スムーズに。
それでも、長浜に帰ってきたのは、夜8時をまわった頃。

たくさんの荷物を抱え、みなさん笑顔で自宅へ。

大変おつかれさまでした。
そして、良いご縁をいただきました。

それから、このたび掛かっていた打敷がこれ。

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3月末に出来上がった打敷を見せていただいた時の写真。

一般寺院の打敷やお仏壇に敷く打敷は、三角形。
でも、本願寺の打敷は四角形。
本願寺では、外陣から見えない本尊側にもちゃんと文様がほどこされる。
これだけ大きな打敷を、どのように掛け、どのように仕舞うのだろうと、ふと思う。

2011年6月17日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku