5月8日(日)
昼から仏教壮年会の境内清掃。
年に2回、5月と11月に境内を会員のみなさんと一緒に。
草むしりに落ち葉拾い、1時間ほど汗を流す。
明日夜席より永代経法要。気持ちよく迎えられそうだ。
そして、夜は仏教壮年会の例会。
今月のテーマは「願」。
「願」のバッジを作った経緯から、『御文章』の「信心獲得章」を読む。
信心獲得すといふは、第十八の願をこころうるなり。その願をこころうるといふは、南無阿弥陀仏のすがたをこころうるなり。
「信心」や「念仏」といった言葉が通じにくくなっているといわれるが、「願(ねがう)」は小さい子どもでも分かることば。
その「願」を通して「信心」や「念仏」を見ていく方が理解しやすいと思う。
ただ、理解しやすいといっても、それはあくまで思議の世界。はからいの世界。
阿弥陀如来の広大不可思議な願いを到底理解することは出来ない。
願力不思議をもって消滅するいはれあるがゆゑに、・・・
そんなことで、浅原才市の、
胸にさかせた信の花、弥陀にとられて今ははや、信心らしいものはさらになし。自力というても苦にゃならぬ、他力というてもわかりゃせぬ。親が知っていれば楽なものよ。
を紹介。
ゴールデンウィークも終わり、世のなかも動き出した。
メディアから少しずつ震災関連のニュースが少なくなっていく。
でも、忘れてはいけない。
「願」のバッジを胸(こころ)にいただき、いろんなかたちでそれぞれに思いを届けて欲しい。
清掃、例会と続いて、お疲れさまでした。