小雨の降るなか、平成22年度3回目の研修会が住蓮寺で行われた。
6月・10月・2月に開かれる年3回の連続研修会。
朝10時から3時まで、法話・仏事作法・グループディスカッションなど、毎回盛りだくさんの内容で、3回目を修了された方には修了証が授与される。その通し番号が今回で1200を超えたのだそう。
呉東組の50歳までの勉強会“我聞会”会員が、各担当に当たっており、私は今回の法話を担当した。
昨年話題になった「無縁社会」をテーマに話を進めたが、この無縁社会というのは、昨年NHKが放送した「無縁社会-無縁死3万2千人の衝撃」に始まる造語。
現代社会のなかで、血縁・地縁・社縁などが薄れ、孤独を生み出す。それを「無縁」という言葉で表しているようだが、仏教では私たちの存在を縁抜きでは語れない。
今の自分は、いろんな縁によって存在している。だからこそ「ご縁」と言い、そこから「おかげさま」という言葉が生まれてくる。
その「ご縁」「おかげさま」を感じることができなくなっている社会が、この「無縁社会」と呼ばれる社会なのだろうか。
この研修会に参加されたほとんどの方は、お寺や婦人会などから声をかけられて参加されているのだと思う。それも大切なご縁である。