専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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3月12日(水)
急に春めいた気候。
ウグイスの声が螺山から聞こえるように。
これまで月に一度、第二水曜日に清掃してくださった方々が今月限りと。。。
声をかけて始めてくださったH総代さんが怪我をして施設に入られたこと。
参加されている方も高齢化で、集まることがなかなか難しくなってきたこと。
いろいろと事情もあって、このたび一区切りとなったそう。
長い間、ありがとうございました。
ふと、そんなことで思い出した手紙を。
第17世住職 大洲順道が本山を辞めた時、大谷光瑞ご門主よりいただいた手紙。
ロンドンから届いた手紙に書いてある内容は、何となくは読めるのだけれど、ChatGPTだと何て今の言葉にしてくれるだろうと、ふと思って試しに。
私は、あなたが今の職を辞めることを悲しく思っています。
あなたが混乱した室内の状況に身を置き、卓越した手腕で混乱を見事に収めた功績は、古来より室内の職務に就く者の中でも稀に見るものです。
今まさに職を辞して故郷へ帰ろうとしているとのこと。私は遠く異国の地におり、直接お会いしてお別れを告げることもできず、正式に感謝を伝える術もありません。
そこで、こうして手紙を送り、あなたがこれまで尽力してくれたことに深く感謝の意を表します。そして、あなたが今後も健やかで、法のために尽くされることを心より願っております。
私は、あなたを最も信頼し、親しく思っております。
ChatGPT、恐るべし。
と同時に、大洲順道の功績、まだまだ未知数。
ともあれ、
みなさんがこれまで尽力してくださったことに深く感謝の意を表します。
3月10日(月)
今日は午後から仁方浄徳寺にて呉東組聞名講例会。
3月はこの一年の間にお亡くなりになられた講員の方の追悼法要。
組内法中が聞名講揃いの色衣・五条を着用し、『阿弥陀経』のおつとめ。
午前中にお葬式があり、その還骨法要があるため、おつとめが終わったら急いで葬儀会館に向かったけれど、まだお帰りにはなっていない。。。
いつも通りだと、すでにお帰りになっていてもおかしくないのに。
しばらく待っていると、今火葬場を出発だと。
3時過ぎには御示談が始まるので、組長さんに事情を知らせ、進行役をお願い。
終わって急ぎ浄徳寺へと戻ると、御示談中。
邪魔にならないようそっと端に座っていると、御同行さんより「専徳寺さん、お帰りに」と。。。
話の流れが分からないので、組長さんがそのまま進行。
聞いていると、どうやら「凡夫の自覚」をテーマに進んでいるらしい。
誰からも話が出ないので、よその人のことはよく見えても、自分のことが一番見えないと言う話を。
終わって駐車場に向かい、見上げると
桜のつぼみが。
今朝の読み聞かせをふと。
ようこそのお参りでした。